チリは世界最大の銅生産国で鉱業が国の重要な産業となっていますが、そのためにチリでは金属による汚染も深刻な問題となっています。 そんな中、チリのバイオテクノロジー学者ナダック・レアレス(Nadac Reales)氏は、高地の間欠泉で発見した微生物が、飢餓状態になるとわずか3日間で釘を食べ尽くしてしまうことを発見。 さらにこのバクテリアが、金属廃棄物の削減に貢献できるだけでなく、分解後の液体で銅を精錬する効率まであげてくれることもわかったといいます。 鉱業にとって万能のバクテリアといえそうなこの微生物は、一体なにものなのでしょうか?