主権国家への侵略という点ではアメリカのやったこともロシアのやったことも変わりない。香港といい、ミャンマーといい、目の前で起きる不法不当な出来事を拱手して見ているほかない無力さにうちひしがれる。
1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。 ロシア政府は同国から撤退する外資系企業を接収、あるいは国有化する案を策定した。ロシアのウクライナ侵略を受けてイケアやマクドナルドなど外国企業の撤退が相次いでいる。 ロシア経済発展省は外国人の持ち分が25%を超える撤退企業を一時的に管理下に置く方針を明らかにした。 同案の下で、モスクワの裁判所が取締役会メンバーなどからの外部管理受け入れの要請を検討する。その後、資産と従業員を保護するための取り組みの一環として、外資系企業の株式を凍結する可能性がある。 経済発展省の発表によると、外部管理にはVEB.RF(ロシア開発対外経済銀行)などが参加する可能性がある。企業の保有者は5日以内にロシアでの営業を再開するか、株式売却など他の選択肢を選ぶかを決めなければならないという。 同措置は株主を含む
「性被害」をテーマにした映画の監督本人が、女優に性強要していたことが発覚し、上映が中止となる大騒動となっている。 榊英雄監督に女性への性加害報道、最新作公開中止に…法的責任について弁護士の見解は? 今月25日に公開予定だった映画「蜜月」の監督で俳優の榊英雄(51)。 「週刊文春」が報じたもので、榊の作品に出演したり、ワークショップに参加していた4人の女優が、2013年から17年の間に榊からレイプまがいに性的行為を強要されたり、映画の出演をちらつかせて関係を持たされたと告発した。 既婚者である榊は同誌に対し「不倫行為については妻にも謝罪し、許してもらっております。(女優らに)性行為を強要した事実はありません」と主張していたが、10日になって、同映画の公開中止と榊の謝罪文が発表された。 榊は1995年俳優デビュー、2012年には「特命戦隊ゴーバスターズ」の司令官役で出演し、「西郷どん」「いだて
フェイスブックのロゴ(2021年4月7日撮影、資料写真)。(c)OLIVIER DOULIERY / AFP 【3月11日 AFP】米IT大手メタ(Meta)は10日、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、傘下のSNSフェイスブック(Facebook)の暴力的な発言に関する規定を一時緩和し、「ロシアの侵略者に死を」などの投稿を容認する方針を示した。ただし、一般市民への暴力の呼び掛けは認めないという。 ロシアのウクライナ侵攻は国際的な非難を受け、西側諸国の政府による制裁や企業によるロシア事業停止などを招いた。オンラインでも怒りの声が広がっている。 メタは声明で「ロシアのウクライナ侵攻を受け、『ロシアの侵略者に死を』といった暴力的な発言のように、通常ならば規定違反となる政治的表現について、一時的に容認することにした」と述べた。「ただし、ロシアの一般市民への暴力の呼び掛けは認めない」としている。 メタ
昨今、「ウクライナ情勢」という言葉を見聞きしない日はありません。テレビ番組、新聞、SNSなどで多くの情報が伝えられ、世界各地で抗議デモが行われています。 2022年2月22日、ロシアのプーチン大統領が、親ロシア派が支配するウクライナ東部2地域の独立を承認し、ロシア軍を派遣することを明らかにしたことで、国際社会は震撼しました。そして2月24日から、ウクライナ各地で軍事作戦が開始されました。 他国に対して軍事的に攻撃することは、国際法上、認められているのでしょうか? そこで、国際法の知識がない方向けの国際法の導入として、法学政治学研究科(当時)の森肇志先生の講義を紹介します。 国際法ってなんだろう? 国際法がどういうものかご存じですか? 国際法とは、国家同士の関係を規律するルールを指します。 国内では、国会で法律が作られ、それに違反をすると、警察に逮捕されて、裁判を受けたり、罰金を払ったりしま
日時 令和4年3月8日(火)19:05~19:14 場所 防衛省A棟1階エントランス 備考 ウクライナへの装備品等の提供にかかる関係幹部会議後の岸防衛大臣臨時会見 1 発表事項 本日の国家安全保障会議等を踏まえまして、自衛隊法や防衛装備移転三原則の範囲内で、防弾チョッキ、鉄帽、防寒服、天幕、カメラのほか、衛生資材、非常用糧食、発電機を譲与し、これを自衛隊機等により輸送するといたします。その上で、私から、速やかに自衛隊の航空機によりこれらの装備品等の輸送を開始するよう命じました。今回の支援は、国際法違反の侵略を受けているウクライナへの支援であり、欧州のみならず、アジアを含む国際秩序の根幹を揺るがす行為に対し、国際社会と結束して毅然と行動することは、わが国の今後の安全保障の観点からも極めて重要であります。わが国は、平和国家としての歩みを一歩一歩重ねる中で、自由や民主主義、法の支配、基本的人権の
これまでの状況 【2024年4月11日時点の状況】 露軍が各正面で攻勢を強め、ウクライナ全土に対するミサイル・無人機攻撃を継続する一方、ウクライナ軍は火砲や砲弾、防空ミサイルの不足に直面する中で防御戦闘を継続しています。 印刷用PDFはこちら 【2024年4月3日時点の状況】 露軍が各正面で攻勢を強め、ウクライナ全土に対するミサイル・無人機攻撃を継続する一方、ウクライナ軍は火砲や砲弾、防空ミサイルの不足に直面する中で防御戦闘を継続しています。 印刷用PDFはこちら 【2024年3月26日時点の状況】 ウクライナ軍の東部(ドネツク州)及び南部(ザポリッジャ州)における攻勢が停滞する一方、露軍は、各正面で攻勢を強めるとともに、ウクライナ全土に対するミサイル・無人機攻撃を継続している模様です。 印刷用PDFはこちら 【2024年3月19日時点の状況】 ウクライナ軍の東部(ドネツク州)及び南部(ザ
・ウクライナ政府は世界に向けて、ロシアと戦う「義勇兵」を募っているが、各国政府はこれに慎重な姿勢を崩さない。 ・ウクライナには2014年以降、すでに「義勇兵」が数多く集まっていたが、戦争犯罪や人種差別といった問題が指摘されてきた。 ・各国政府には、「義勇兵」として実戦経験を積んだ者が帰国した場合、自国にとって逆にリスクになるという懸念があるとみられる。 ウクライナ政府が「義勇兵」を呼びかけているのに対して、どの国の政府もうやむやの反応が目立つ。そこには「自国民の安全」という表向きの理由以外にも、「義勇兵」が逆に自国の安全を脅かしかねないことへの懸念がある。 「義勇兵」呼びかけへの警戒 ロシアによる侵攻に対抗して、ウクライナ政府は外国から「義勇兵」をリクルートしている。ゼレンスキー大統領は「これは...民主主義に対する、基本的人権に対する...戦争の始まりである...世界を守るために戦おうと
<問題となった紀章が示すように、ウクライナにも極右やネオナチはいる。旧ソ連から独立するためナチスを頼った過去もある。ではプーチンが侵攻の口実にした「ウクライナの非ナチ化」も本当なのか> 国際女性デーにちなんで、勇敢な女性兵士の写真を使ったつもりだったのだが GENERAL STAFF OF THE ARMED FORCES OF UKRAINE 3月8日の国際女性デーにNATOの公式ツイッターにアップされた画像が波紋を巻き起こしている。 ■写真の軍服に付いた「黒い太陽」をはっきりと見る そこにはロシアの軍事侵攻開始から3週目を迎えつつあるウクライナで、必死に生きる女性たちの写真が4点含まれていた。その中の1点に、迷彩服の胸にナチスのシンボルとおぼしき紀章をつけた民兵が写っていたのだ。 この画像は既に削除され、NATO高官は本誌の取材に対し、紀章をうっかり見落としていたと話した。 NATOの
ウクライナの首都キエフで演説するウォロディミル・ゼレンスキー大統領。同国大統領府提供の動画より(2022年3月7日提供)。(c)AFP PHOTO /UKRAINIAN PRESIDENCY PRESS OFFICE 【3月10日 AFP】ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領は9日、ドネツク(Donetsk)州マリウポリ(Mariupol)の小児科・産婦人科の病院がロシア軍に空爆されたことについて「戦争犯罪」だと非難した。 ゼレンスキー氏はロシア語で「われわれはドネツク、ルガンスク(Lugansk)を含むいずれの州のいずれの都市でもこのような戦争犯罪をしたことはないし、これからも絶対にしない。人間だからだ。あなた方(ロシア)はどうなのか」と訴えた。 ゼレンスキー氏は、ドネツク州当局の発表の通り17人が負傷したと認めた。また、病院にいた人々は
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