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ブックマーク / honz.jp (62)

  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    『腸よ鼻よ』11指腸 2018年09月29日 澄み渡る青い空と透き通るような海、白い砂浜のある南の島――沖縄。 この島に生まれ、蝶よ花よと育てられた1人の少女がいた。 彼女の名は島袋全優。 漫画家を志し、いずれは大都会東京での タワーマ...

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    babelap 2014/06/15
    「さよならフットボール」が入ってなかったらやり直しじゃないかなぁ
  • 『真実 新聞が警察に跪いた日』 - 栄光からの転落 - HONZ

    時代がいくら変わっても、新聞には変わらない役割があります。その重要な 一つが権力監視、権力チェックではないでしょうか。権力監視の力は弱くなってきたと言われていますが、読者のためにも権力監視の役割を放棄するわけにはいきません。北海道警察の裏金問題の報道は、まさにそうした、新聞来の役割を取り戻すための作業でした。 2004年10月、書の著者・高田昌幸氏が北海道新聞取材班の代表として、報道界最高峰と言われる新聞協会賞を受賞した時のスピーチである。このときの「北海道警裏金問題追及キャンペーン」は素晴らしい仕事であった。一連の調査報道は、このほか日ジャーナリスト会議大賞、菊池寛賞も受賞し、北海道新聞の勇名を日中に轟かせた。事件の取材においては警察との「友好関係」が欠かせない警察記者クラブの記者たちが、よくぞ踏ん張って戦ったものだなあと、私も当時感心した記憶がある。 かっこいいなあ新聞記者。頼

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    babelap 2014/05/24
  • 捏造を知るにはこれを読め! 『背信の科学者たち』の緊急再版を訴える⇒再販が決定しました! - HONZ

    『背信の科学者たち』、この刺激的なタイトルのが化学同人から出版されたのは四半世紀前。1988年のことである。かけだし研究者であったころにこのを読んだ。驚いた。捏造をはじめとする論文不正を中心に、科学者のダークな事件をあらいだし、その欺瞞から科学をとらえなおそうという試みである。最初におことわりしておくが、この、後に講談社ブルーバックスとして出版されているが、いまは絶版になっている。 科学というのは、基が正直ベース。性善説にのっとった営みである。こういったことと自分はまったく無縁だと思っていた。まさか、10年後に捏造事件に巻き込まれるとは夢にも思っていなかった。そして、今回のSTAP細胞騒動である。 STAP細胞について、直接は関係していない。しかし、主人公以外の登場人物は、論文調査委員会のメンバーも含めて、個人的に知っている人ばかりである。そして、専門領域が近いこともあってか、ある

    捏造を知るにはこれを読め! 『背信の科学者たち』の緊急再版を訴える⇒再販が決定しました! - HONZ
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    babelap 2014/04/14
    「後に否定される間違った論文」って、後の研究・論文によって新しい知見が発見されたから否定された、ってのを先に連想するんだけど。そういうレベルになく当時の水準においても研究のやり方に誤りがあったの?
  • 【追悼:谷口ジロー】海外で圧倒的に賞賛される漫画家・谷口ジロー 『「坊ちゃん」の時代』 | マンガ新聞

    ※この記事は2017年2月12日にマンガHONZ(運営:株式会社マンガ新聞)にて掲載した記事の転載になります。 レビュアー:佐渡島 庸平 フランスやイタリアで最も有名な漫画家といえば、谷口ジローである。谷口ジローの作品は、多くの人に読まれているので、フランスのエンターテイメント小説の中の描写に普通に出てくるし、『遥かな町へ』という作品は、べルギーで映画化されている。ヨーロッパでは日漫画家といえば、谷口ジローで、ルイ・ヴィトンとのタイアップなども行っている。 世界は圧倒的に、谷口を賞賛しているが、日ではどうか? もちろん漫画業界で、知らぬ人はいないし、漫画家を目指す人の中で谷口の影響を受けている人は多い。しかし、海外の評価が逆輸入されることもなく、商業的な大ヒットはあまりない。 日国内で谷口を知っている人は、『孤独のグルメ』の作家としてだろう。ドラマ化もされ、国内でもっとも売れた作品

    【追悼:谷口ジロー】海外で圧倒的に賞賛される漫画家・谷口ジロー 『「坊ちゃん」の時代』 | マンガ新聞
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    babelap 2014/03/10
  • マンガ新聞 - 漫画の記事・無料連載・新刊情報・おすすめ漫画レビュー

    怖い…でも見たい!怪異と戦う弱小少年!『ミヤコ怪談』第9話前編 2018年10月01日 気弱な少年と不良少女のジュブナイルホラー。 虐められっこの草弥は、クラスメイトに脅されて、「タタリ場」への調査に向かうのだが、出会ったのは、世にも恐ろしい妖怪の数々だった… 「ミヤコ怪談」はメデ...

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    babelap 2014/03/10
  • 『花火のふしぎ』 - HONZ

    今年も、花火の季節がやって来た。書は「ハナビスト」こと花火写真家の冴木一馬さんによる花火解説である。 冴木さんは、講演会などで必ず「花火は平和の象徴である」と言っているらしい。書にもその記述がある。2011年現在、国連加盟国は192カ国だが、そのなかで花火が開催されているのは約30カ国だ。さらに、個人がお店でおもちゃ花火を買えるのは15カ国くらいしかない。販売時期が限られている国もある。ということで、おもちゃ花火を自由に買って遊ぶことができるのは日の特徴で、平和の象徴なのだ。 小学校の頃、夜になると学校のグラウンドでおもちゃ花火をやった。ねずみ花火とか、パラシュートとか、なんか、ブーンって飛ぶやつとか。最後を飾るのはロケット花火だった。懐中電灯のまわりにカナブンが飛んできた。そうか、海外にはあまりないのか。 書は “サイエンス・アイ新書” の一冊で、花火の種類や作り方、打ち上げま

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    babelap 2014/03/10
  • 無能な研究者のずさんな仕事……なのか?  除草剤アトラジン問題のゆくえ - HONZ

    除草剤アトラジンをめぐる長年の論争がひとつの山場を迎えているようで、『ニューヨーカー』の2月10日号にホットなレポートが載っていました。アトラジンは日でも使われている除草剤でもあり、今後の成り行きが注目されます。 が、今回の記事はアトラジンの性質というよりもむしろ、医薬品や農薬などの安全性を調べている科学者が、その製品を製造販売している企業にとって好ましくないデータを出してしまったらどうなるのか--しかもそこに巨額の金が絡んでいるときには--という、われわれとして知っておくべき残念な事実に関するものでした。 除草剤アトラジンの問題は、両生類(とくにカエル)の内分泌学を専門とする、タイロン・ヘイズという研究者を抜きにしては語れないようで、『ニューヨーカー』の記事もヘイズを軸として展開されていました。 ヘイズは、サウスカロライナ州出身のアフリカアメリカ人で、彼が生まれ育った地域では、人口の

    無能な研究者のずさんな仕事……なのか?  除草剤アトラジン問題のゆくえ - HONZ
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    babelap 2014/03/10
    ノウハウの出自がタバコ産業かよ。
  • バイオエレクトロニクス――現実化する攻殻機動隊ワールド - HONZ

    みなさま、正月三が日も終わろうとしておりますけれど、今年もサイエンス通信をどうぞよろしくお願い申し上げます。 できるだけ幅広い分野から話題を選びたいと思っているのですが、あらためてそういう目で眺めてみると、『ニューヨーカー』のサイエンス記事って、バイオ&メディカルな話題が強いですねぇ。数学や物理学の記事は、それに比べるとガクンと少なくなります。まあ、それも当然でしょうかねぇ。社会生活に及ぼす影響という点では、バイオ&メディカルは大きいですからねぇ。 でも、私たちの暮らしへの直接的・短期的な影響の大きさや、狭い意味でのサイエンスに閉じずに、言語や文化歴史にもつながるような少し広めの間口で、今年も面白い話題をご紹介していきたいと思っています。 とは言いながら、今回もバイオな話題です……。 バイオエレクトロニクスの分野は、まさしく日進月歩ですね。攻殻機動隊の舞台となっている近未来が、じりじりと

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    babelap 2014/01/04
  • 『ウェアラブルは何を変えるのか?』 - ヒトとコンピュータの共進化 - HONZ

    昨年くらいから急速に話題に上ることの多くなってきた「ウェアラブル」というテーマ。概念自体は、アニメやSFの世界を通して昔から見られたものの、グーグル・グラスやスマートウォッチなどの動きを通じて日を追うごとにリアリティを増してきた。 だが書『ウェアラブルは何を変えるのか』は、リアリティ溢れるウェアラブルの「今」を描いたというよりは、現在表面化してきている出来事を材料に新たな未来像を再構築したと言った方が正しい。ターゲットとしているのは2020年。ウェアラブルがこうなって行くのではないかというヨミと、こうなって欲しいという願望と、こうなるべきだというビジョンが、バランスよく織り交ぜられている。 その未来像を一言で表せば、「ウェアラブルの登場により、コミュニケーションは無意識の領域へと進出し、ヒトとコンピュータは共進化を遂げる」というものである。こう書くとやはり遠い世界の話のような印象を受ける

    『ウェアラブルは何を変えるのか?』 - ヒトとコンピュータの共進化 - HONZ
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    babelap 2014/01/03
  • 『代替医療解剖』文庫版訳者あとがき by 青木薫 - HONZ

    稿は、2013年8月に文庫化された『代替医療解剖』の訳者あとがきです。2010年1月に刊行された単行『代替医療のトリック』の翻訳者あとがきはこちらから(※編集部) この文庫版のための訳者あとがきでは、書の単行が刊行されてからこれまでに起こった代替医療関係の出来事のうち、とくに興味深いと思われるものを2つほど取り上げてご紹介したい。 まず1つ目は、書の著者の1人であるサイモン・シンが、英国カイロプラクティック協会に名誉毀損で訴えられた一件である。2008年、書の原書がイギリスで刊行されるのに合わせ、シンは『ガーディアン』紙のウェブ版のコラムで、子どもの腹痛や喘息などを治療できるとして、子どもに施術しているカイロプラクターがいると述べた。 英国カイロプラクティック協会はそれに対し、シンの書き振りは、まるで協会の指導部がそれと知りつつインチキ療法を許しているかのように読め、事実上、協

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    babelap 2013/08/28
  • 『文藝春秋』 今月買った本 - HONZ

    まだ3年もたっていないのに、ドバイの話などは古い感じがする。 ——————————– 祇園町で遊ぶたびに不思議に思っていたことがある。あちこちに張ってある「蘇民将来之子孫也」という紙のことだ。札幌生まれの筆者には意味がわからない。蘇といえば古代のチーズだったはずだ。じっさい祇園町にあるKという料理屋でもべさせてくれる。チーズをつくる民の将来は子孫繁栄とでもいうのであろうか。 『牛頭天王と蘇民将来伝説』はこのおろかな疑問を解決してくれた。牛頭天王とは半牛半人の姿をした祇園精舎の守護神のことであり、蘇民将来はその神を助けた人物だというのだ。牛頭天王は蘇民将来に感謝し、その子孫まで守護すると約束したため、人々は自分がその印であるお札を貼るというわけだ。 この牛頭天王伝説が明治時代にスサノオ伝説と習合され、京都の祇園社は八坂神社と名前をかえさせられた。書ではこのメインストーリー以外にも牛頭天王

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    babelap 2013/02/12
  • 『BRUTUS 6月1日号』 - HONZ

    好きにとってこの号は間違いなく買いだ。特集は「屋好き。」記事の1目「わざわざ行きたい新しい屋のカタチ」では品川駅ecuteの「PAPER WALL」、下北沢の「DARWIN ROOM」などの屋を紹介している。 続いての記事は「なぜ、京都の〈恵文社一乗寺店〉は、わざわざ全国から客が訪れる屋なのか?」。店内の写真に見入ってしまう。もはや屋そのものが出版物である。面陳(表紙を見せる陳列)と棚刺し(背表紙を見せる陳列)の絶妙な組み合わせ、新刊と古書、文庫と単行の並列など、見開き3ページだけで15分ほどかけて、なめるように見てしまった。 それ以降の記事もとても面白いのだが、さらに「この100ジャンルに強い100書店」という別刷りの綴じ込み付録がついている。嶋浩一郎氏と内沼晋太郎氏の「まだまだあります、一度は行きたい名書店」という対談も適切。 読みすすめるにつれ、3軒の特色ある書店を

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    babelap 2012/12/20
  • 『OPEN』 - 悲痛で、そして甘美な英雄アガシの半生 - HONZ

    想像してみてほしい。 産まれて間もない息子が眠るベビーベッドの上からテニスボールのモビールを吊るし、息子の右手に卓球のラケットをくくりつけて「ボールを打ってごらん」と語りかけたというテニス狂の父親に育てられ、テニスをしたいかと誰からも問われることのないままに、テニスが人生そのものとなっていった少年のことを。 わずか7歳にして、「ドラゴン」と名づけられた改造ボールマシーンが放つ剛球をひたすらに打ち返す日々を強要され、リターンをネットにかけようものなら、元ボクサーで暴力気質の父親から割れんばかりの怒声を浴びせられるという極限状態を生き抜くしかなかった悲しき天才のことを。 その後、若干16歳にしてプロのテニスプレーヤーに転向すると、人にとって必ずしも順風満帆と言える戦績ではなかったとしても、世界のトップランカーであり続け、そのキャリアにおいて全米・全豪・全仏・ウィンブルドンの4大大会を全て制覇

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    babelap 2012/09/01
  • 編集者による装丁マニュアル - HONZ

    先日、東京MXテレビの『装丁ジャンケン』という、編集者が担当したの装丁について、バトルするという番組に出演しました。青林工藝舎の手塚社長と対戦して、負けてしまいましたが『エロ語呂世界史年号』も大変好評でした。こののカバーは編集者である私が造りました。もしかしたらこの『装丁ジャンケン』、今まで出演した編集者の中で、自ら装丁を手がけたという人はいなかったかもしれません。奇抜な企画が売りのハマザキカクのもう一つの特徴が自らDTPだけでなく、のカバーまで造っているという事です。組版(レイアウト)を編集者自らが手がける事は、今はそれほど珍しい事ではありませんが、カバーまで造っている人はなかなかいない様です。 そこで今回の「ハマザキ書ク」では、デザインの勉強をした事がない編集者でも、手っ取り早くそこそこ見栄えがする装丁を造るテクニックについて、紹介したいと思います。私自身、どこかでデザインを学ん

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    babelap 2012/07/03
  • ルールに翻弄されるのはコリゴリ『競争戦略としてのグローバルルール』 - HONZ

    HONZで紹介されるの登場人物は規定の概念を越え、既得権益を破壊するルールブレイカーが多いが、書はルールメーカー側の話、グローバルでのルールの創られかた、創りかたのお話だ。タイトルと装丁はどう考えてもビジネス書なのだが、ビジネスがはじまる少し手前の国際的なルール交渉の世界が舞台である。著者はその舞台で活躍する官僚である。趣味はCSR。20代の頃は米国国務省との交渉やOECDでのルールづくりにはじまり、国際ルールに長く向き合ってきた。参考までに前任は通商政策局通商機構部総括参事官。今は資源エネルギー庁長官官房エネルギー交渉官。長い。著者のブログは要チェックだと思う、僕自身、個人的なファンである。世界を飛び回りながら、ギャグとシリアスな内容を混ぜこぜにした文体にはまってしまう。 さて題に入るが、国際交渉の中で主導権を握る方法はアジェンダを設定することだ。日のメディアは交渉での存在感の有

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    babelap 2012/06/06
  • おさかな天国の終焉?『漁業という日本の問題』 - HONZ

    突然だが、「さかな、さかな、さかなー、さかなーをべるとー」という歌詞が最近、頭から離れない。ウィキペディアで調べたところ、20年前に作られた曲だった。市販化されたのは10年前で私の記憶はこの時のものだろう。曲名はご存じの方も多いかもしれないが『おさかな天国』であり、オリコンで最高3位に位置したという。 歌詞からわかるように「魚をもっとべようよ」という水産庁の魚普及キャンペーンの一環で作られたわけだが、実は魚の消費量は戦後右肩上がりに増え続け、10年前は日の一人当たりの魚消費量がほぼピークに達した(厳密には2001年)時だ。現在もピークから2割程度落ちているが、歴史的には高水準にある。ここ何十年も「魚離れ」のイメージが強いが、『おさかな天国』のPRなど要らなかったのが魚を取り巻く現状だと言っても過言ではないのだ。だが、我々、日人は脳天気に「さかな、さかな、さかなー」と歌いながら魚

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    babelap 2012/06/06
  • 『それゆけ!! 珍バイク』 ロジスティクスのイノベーション(嘘) - HONZ

    明後日5月25日、Hondaはフルモデルチェンジしたスーパーカブ50を発売する。生産は、中国の新大洲田摩托有限公司。メイド・イン・ジャパンではないが、値段が48000円程度も安くなり、110km/Lという燃費にも、グッと来る。しかし、個人的に注目すべきはやはり、なんといっても、次の点だ。以下のニュースリリースより引用する(太字は筆者)。 ・低・中回転域を重視したトルク特性によって、荷物積載時などで力強い走りを実現 ・従来モデルのカスタムタイプに比べホイールベースを35mm延長したことなどにより、荷物積載時のより安定した走行 ・荷物の積載に便利なリアキャリア(長さ331mm<ガードを除く>、幅299mm) ・買い物で便利な荷かけフック そう。カブの荷物積載ポテンシャルにばかり目がいってしまう。それは、こんなを読んでしまったからである。 目を凝らさないとわからないかも知れないが、表紙は、お

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    babelap 2012/05/23
  • 『意識は傍観者である』 CEOでもある - HONZ

    あなたはどんな街に住んでいるだろう。その街に住むことを決めたのはあなただろうか、それとも、あなたの家族だろうか。立地、間取り、価格、様々な要素を比べて、その街に住むことを決めたことだろう。少なくとも、あなたはその街に住むことを決めた理由を述べることができるはずだ。しかし、その街へ住むことを決めたのはあなたの意識の及ばない何かかもしれない。心理学者ブレット・ペラムの膨大な研究によれば、2月2日生まれの人は、ツイン・レークのように数字の2と関係のある名前の都市に引っ越す確率が有意に高く、6月6日生まれの人はシックス・マイルのような場所に引っ越す確率が高い。誕生日という、一見居住地選択に全く関係のない要素でさえ、あなたの意識に上ることなく、あなたの行動に影響を与えている。 あなたはどんな人を配偶者に選んだだろう(もしくは、これから選ぶだろう)。性格、容姿、年収、相手に求める要素とその優先順位は人

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    babelap 2012/05/14
  • 『白い死神』ー「ムーミン谷のゴルゴ13」の実像 - HONZ

    1939年に始まったソ連との冬戦争で活躍したフィンランド軍の狙撃手シモ・ヘイヘは、一部ネット上では有名だ。しかし、これまで日では、ヘイへその人をテーマとしたは、これまで一冊も出ていなかった。書は、1998年に60年間にわたって沈黙を続けてきたヘイへのインタビューを成功させた著者によるノンフィクションであり、一部マニアにとっては待望の書と言える。 ここでまず、ネット上にコピペで出回っているヘイへの逸話を見てみよう。 ・わずか32人のフィンランド兵なら大丈夫だろうと4000人のソ連軍を突撃させたら撃退された ・シモヘイヘがいるという林の中に足を踏み入れた1時間後に小隊が全滅した ・攻撃させたのにやけに静かだと探索してみたら赤軍兵の遺体が散らばっていた ・気をつけろと叫んだ兵士が、次の瞬間こめかみに命中して倒れていた ・スコープもない旧式モシンナガン小銃で攻撃、というか距離300m以内なら

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    babelap 2012/04/04
  • ものすごくSF的で、ありえないほど日常 -『バイオパンク』 - HONZ

    かつてスティーブ・ジョブズは「文系と理系の交差点に建てる人にこそ大きな価値がある」という話を聞いて、その道を志すことを決心したそうだ。すなわち人文科学と自然科学の交差するところに、自身の活路を見出したということである。 その感覚の正しさは、現在の世の中の趨勢を見れば火を見るより明らかなのだが、スティーブ・ジョブズが決心したのは、もう何十年も前のことである。以降、新しい交差点はいくつも出来て、中には消えていったものもある。 書で紹介されている内容は、その新しく出来た交差点の中でも最もホットな領域にあたるのではないかと思う。それが生命科学と情報科学の交差点である。発端は2003年のヒトゲノム・プロジェクトによるDNAコードの解読だ。研究者たちは、生命の設計指示書であるDNAコードとコンピュータのプログラミングに使うコードが驚くほど似ていることに気付いたのである。 コンピュータハッカーの第一世

    ものすごくSF的で、ありえないほど日常 -『バイオパンク』 - HONZ
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    babelap 2012/03/05