最小二乗法で 実験データを持っていて、折線グラフを作ったときに、できれば近似式を作ってみたいものです。 グラフから見て、3次式になりそうです。 最小二乗法で、3次元近似の例をやってみましょう。 (このページは、カルキングのサンプル集(統計\回帰分析2.clk)から計算式を借用しています。実際に作業をする場合には、手持ちのサンプルファイルから欲しい式を探して、そのコピーを使うのが賢明です) 実験データから近似式を求めるには、行列で「正規方程式」を作り、それを解いて近似式の係数を求めます。 これだけで、数学が良く分らないと、パニックになります。 正規方程式を解くといっても、「逆行列」を使って組み替えた定義通りの計算をさせるだけです。 正規方程式というのは、次のような行列です。統計の授業を受けたから覚えているという人もあるのではないでしょうか。