背景にガチャへの不信感 確率公表、8社が決める ガンホー「確率表示が全てではない」 スマートフォンゲーム業界で、「ガチャ」と呼ばれる課金くじをめぐる自主規制が広がっています。これまで不透明だったレアアイテム一つ一つの当たる確率を、情報公開するメーカーが急増。ただ、屈指の人気ゲームを運営しているガンホー、ミクシィの「2強メーカー」は、今のところ公開を決めていません。メーカー各社の考えを聞きました。 背景にガチャへの不信感 163社が加盟する業界団体「コンピュータエンターテインメント協会」(CESA)が4月に発表したガイドラインは、太字でこのように定めています。 「すべてのガチャアイテムの提供割合が分かる表示」をすること―― これまで多くのゲームが、アイテムの出現確率を「レア」「スーパーレア」などと、あいまいに表現するだけでした。 しかし人気ゲーム「グランブルーファンタジー」(Cygames)