内申書というものがありますね。あれ、やめたらいいんじゃないでしょうか? もっとはっきり言えば、まるで趨勢に逆行するようなことをあえて記すなら、調査書の類などを入試で考査に織り込むことは法律で禁止した方が良いのではないかとすら思うのです。 何のための内申書? こんなことを考えたのは、まるで逆の方向にある記事を目にしたからでした。 文部科学省が大学入試改革の一貫として内申書の「デジタル化」「点数化」を検討、推進しているという。 「ペーパーテストでの『一発勝負』を脱却し、主体性や学ぶ意欲を・・・」 あたりは、一見すると悪くはない。ところが直後からおかしくなっていきます。 「主体性や学ぶ意欲を測るため、評価基準を開発し・・・」 この瞬間、もうアウトです。単なる「担当した官僚が成果を業績にするシナリオ」に堕ちてしまった感が漂いまくってしまう。 なぜかと言うと「ペーパーテストの一発勝負」より、多分数段