http://d.hatena.ne.jp/kamayan/20100226#1267195563の続き。 1 オタク業界は、ロビー活動・陳情活動にたいへん優秀な人材を現在持っている。私の見る限り、他の市民活動より多くの事柄をなしている。私は最前線の2歩くらい後ろに現在いる。よって最前線各位に敬意を示す。 最前線が優秀すぎて、後衛のたとえば同人誌即売会主催などはその成果だけを無償で得るかたちに現在なっている。この点が不健康になっていると思われる。 最前線の人々がロビーし陳情するときは、議員や行政から「こうしてほしい」という要望が当然出る。その「要望」をまとめると、以下のようになる。 2 行政や議員は常に生活上の苦情を持ち込まれるものである。 同人は人間の内面のハラワタみたいなものだから、それを理解しない、感性を共有しない人にはどう処理して良いものかわからないグロテスクなものであり、どうにか
マイミクシィの方の日記がとてもよかったので、オッケーをもらって転載しますね。 =================== ちかごろ都に流行るもの。五つの病あり。 「比較の不全」 「言いっぱなし症候群」 「有罪推定病」 「拗ね者の抑圧委譲」 「下方同調圧力」 ====================== 1.比較の不全 またの名を「どっちもどっち病」。 イスラエルとハマス。アメリカ軍とイラク、あるいはアフガニスタン。 近いところだと、在特会と反対運動。 彼我の主張や立場の違いが認識できない。 彼我の力の差がどういう状況を生み出しているのか、因果関係も認識できない。 そこにあるのはただただ行動の背景や動機も勘定に入れない善悪論。 なぜか両者は自動的に同等の存在として扱われる。 物理的衝突があると「片方も悪いが、他方だって悪い」と単純化されちゃう。 「どっちもどっち」という結論だけが、最初から決まっ
もうつくづくなんというかアナーキストでノーフューチャーな気分だ。安全ピンをシャツや耳にいっぱい刺して、発煙筒をもくもくと焚きながら街を練り歩きたい。アンチクライスト。ロンドンコーリング。女王陛下。 朝青龍の引退に続き、スノボ選手の服装問題(べつに問題でもなんでもないことを、さも問題であるかのように扱う世の中がすくいがたい病気だと思う)などを見ると、怒る前におそろしくなってくる。 この恐怖感はべつに今に始まったことじゃなく、成人式に参加した数万人のうちに含まれるごくごくわずかなお調子者のために社会面を数段ぶち抜きで報じた新聞(私の故郷の地元紙は社会面の3分の2ぐらい使って、酔っぱらってガラスを割ったバカに筆誅をくわえていた。社説もばっちり説教モード。新成人を祝福するどころか、みんな憎悪しているのがよくわかった)や、豊田商事会長刺殺事件やロス疑惑や松本サリン事件を経てもまるで変わることのないメ
1月24日に新宿で行われた、在日特権を許さない市民の会(在特会)のデモを見に行きました。 四谷4丁目の交差点付近にある、四谷区民ホールから新宿駅南口を通り、 新宿中央公園に向かうルートです。 私は11時前に新宿駅南口に行き、在特会に抗議する団体、 「ヘイトスピーチに反対する会」のデモ隊の前を通りました。 その横には20人の警察官が待機していました。 四谷方面に向かうと、警察のバスが待機しているのが見えました。 警察官が何人かいたのでその一人に聞いてみたところ、やはりデモの警備でした。 20分頃、デモ隊が出発しました。「外国人参政権反対!!」などのシュプレヒコールを テープから流れていると思しき女性の声や桜井誠会長の声に合わせて一斉に上げていました。 桜井誠氏の顔は分かりましたが、西村修平氏や瀬戸弘幸氏らの顔を 確認することはできませんでした。遠目で見たから気付かなかったのでしょうか… 人数
昨日はある意味、桜井誠在特会デモの転機なった日になった。 そして構図を把握し確信に至った事がある。 桜井誠は所詮客寄せパンダ「蝶ネクタイ釣りバンドの浅草芸人風」は間違いがない。 ではその後ろにいる人間は誰か?やはり西村・瀬戸グループである。 私の目から見た昨日の騒動をレポートしよう。 私たち少年達を含む7人は、デモ散開場所に行きどんな様子か見に行ったわけだが、先日池袋で少年達に襲いかかった主権の雑魚が、当事者の少年を発見し襲いかかりはじめた。 当然私は間に入り止めたわけだが、相手は何十人もいる。私と友人2人じゃ守りきれない人数だ。 その後人混みを掻き分け少年達を助けようとしたのだが、既に主権の連中にやられている。 そこに無理やり割って入り少年達を1人でガードした訳だが、恐らくその時だと思う、激しい痛みを目と顔に感じた。その時に少年達は催涙スプレーを発射し、それが誤爆し私の顔
以前テレビで強姦被害にあった被害者のインタビュー見ましたが後遺症は酷いですよ。強姦罪の刑が軽すぎるように感じてます。 今日もこのような判決ありました。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091204-00000137-mai-soci 傍聴した人のブログを見ましたが酷いですね。 児童虐待ほどではないですが、この問題も、日本では正確な実態把握が、なかなか、進まないのが厄介なところです。 それをやるのがアムネスティーのはずなんですが、どうも、日本のアムネスティーは海外の人権侵害を日本に伝えるということばかり熱心で、日本の人権問題を調査して告発するということをやってくれません。 ちなみに、同じ儒教社会の中国では、共産党政権以後、映画の中で男が女を殴るシーンは一切禁止されましたが、これが実生活に効果が出ているのかとなると、たいして、効果が出ていないようです。
産経新聞に掲載された 曽野綾子氏のコラムが問題になっています。 「世の中には "性衝動"を"抑えられない" 獣のような男が存在するのよ。 そんなふしだらな格好で 好きな時間に出歩いてたら、 売春女と間違えられて 一方的にリンチされても当然でしょ。 "だから"女は"獣"でない男に 文句を言わず黙ってかしづいて、 おとなしく保護されてなさい。 アラブみたいに保守的な国では それが常識なのよ」 あまりにも酷すぎて 私はまだ全文読めてはないのですが (具体的な被害者の存在する話が読めない、というのも一つの理由です) 要約するとこんな感じです。 犯罪、とくに性犯罪や詐欺の場合 被害に遭わされた人に対する 落ち度の追及は止まることを知りません。 特に今回取り上げている 曽野綾子氏の文章においては 「性風俗に従事する人間は暴行されて当然」 という価値観がベースになっています。 これがコラムとして宗教新聞
似たようなことを何度も書いてるんだがしつこくもう一度、手短に。凶悪な、あるいは陰惨な犯罪が起きるたびにゲームやらネットやらの影響をいう人がけっこういるのだが、リアルの世界での犯罪の原因の大半はリアルの世界の中にあると考えるほうが自然だと思う。過激な表現やそれを多く伝える媒体があるのは事実だが、そうしたものに触れた者の大半は犯罪を犯さないし、そうしたものに触れていないと思われる者も多く犯罪を犯している。表現や媒体を本気で問題にしたいなら、そのあたりきちんと、実験室だけではなく疫学的に検証を行ってからにすべきではなかろうか。 以上を前提として、もちろん表現や媒体にもなんらか影響力があるだろう、というのが本題。 もし人が接触するメディアから悪い影響を受けると考えるならば、特段の事情がない限り、最も強い影響を与えるのは最も多く接触するメディアと考えるのが自然な仮説というものではなかろうかと思うのだ
昔、知人から聞いた話。 団地で育った子供たち。階下に降りることが滅多に無く、外の遊び場も団地内のショボい公園だった。 で、広い原っぱに連れ出した時のこと。駆け回って遊ぶのかと思いきや、かたまって遊んでいる。 子供たちの遊ぶ広さが、普段、部屋や公園で遊ぶサイズと同じ事に気付いて愕然とした…。 この話自体は、他でも聞いたことがある。ある種の都市伝説なのかもしれない。でも、ありそうだな、と感じてしまった。 人は普段嵌められているタガに従って振る舞う。で、その“外”へ踏み出す事に気づきもしないのだ。 立川ビラ配りの3人、有罪確定へ 最高裁が上告棄却 東京都立川市の自衛隊官舎で自衛隊のイラク派遣に反対するビラを配った3人が住居侵入罪に問われた事件で、最高裁第二小法廷(今井功裁判長)は11日、無罪を主張していた3被告の上告を棄却する判決を言い渡した。有罪とした二審・東京高裁判決が確定する。 http:
今回は特定の事件から離れ、世間一般の報道について書いてみたいと思います。 ゲームや漫画の名がよく報道でピックアップされますが、この傾向は好ましくないと考えています。 確かな根拠もないままに、「悪いのはゲームや漫画だ」という論調になっているためです。 容疑者がそれらに触れたから犯行を思いついた、というケースが「まったく存在しない」とは言いません。しかし――これは私の持論に過ぎない、と前置きしますが――多くは因果関係が逆なんです。「作品に影響を受けて犯行に走った」のではなく、「以前から犯罪に走る因子を持っており、性格的に好む作品をたまたま所持していただけ」ということ。 内に秘めた願望に近いものを好むというのは、当たり前のことです。 あらゆる趣味・趣向に同じ事が言えます。決して特殊なものではありません。 ほとんどの人は危険な願望を理性で押さえ込みます。フィクションはフィクションとして楽しみ、その
このあたりに対するお返事かもしれないもの。 http://d.hatena.ne.jp/NaokiTakahashi/20080318#p1 http://d.hatena.ne.jp/buyobuyo/20080317#p1 参考文献 http://d.hatena.ne.jp/toled/20071211/1197417341 ここから本題 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1104493.html 「表現の自由」を掲げる論者たちが、このようなものに対してどう考えるかです。ぼくはべつにいいと思います。ホコ天ちょっと占拠するくらいで、誰にも迷惑かけてないし。ところが、これに対して「やりすぎ」と言う人がいます。また、「こういう人がいるから規制しろという議論が出るんだ」と非難する人*1もい
id:finalventもid:dankogaiも立ち位置はかなり近く、子供たちは残酷な現実をいずれ知るべきだが、時期は親が管理してもいいだろうということではないか。であれば有害コンテンツは自民党案のように削除すべきではなく、民主党案のようにセルフラベルを貼るべきだろう。児童虐待コンテンツについても有害と括るのではなく、児童ポルノ法で違法コンテンツと括って削除義務を課せばよい。 悩ましいのは保護者の多くでさえ世界の残酷さを知らないのではないかということだ。僕らは普通に肉を食い、自動車に乗り、米国の核の傘に守られて平和を謳歌しているにも関わらず、屠殺現場も、交通事故現場も、核兵器による惨禍も、なかなか知る機会はない。 これらの残酷な現実を適切なかたちで知れば世界は少し広がって、例えば極端な動物愛護とか、好戦的な政治的志向は減るのではないか。但し残酷な映像は強い刺激となり、思考を麻痺させること
リアルで残虐なものをさせるわけにはいかんのだから、バーチャルな残虐ものを見せたほうがいいんだと思いますよ。 404 Blog Not Found:残虐なコンテンツ?オレのはらわたのことか! 残虐なコンテンツを子どもにみせるべきか - 雑種路線でいこう 残虐なコンテンツを子どもに見せないのは、子どもに意味がわからないため - finalventの日記 http://d.hatena.ne.jp/ululun/20080320/1205987397 個人的な体験としてはあれかなあ、鳥をさばいたことかなあ。以下グロい表現があるので、記事をたたんでおきます。 母方の実家では鳥小屋でニワトリを飼っていたんですが、帰省すると鳥鍋で歓迎してくれたのですよ。で、ガキのオレも手伝えと。鳥鍋完成までの一部始終を手伝う。鳥小屋の中から手頃な鳥を捕まえ、足を縛って頭を下にして吊るし、頭をかっさばいて血抜きをすると
社会 残虐なコンテンツを子どもにみせるべきか - 雑種路線でいこうを読んで。私が通っていた小学校の図書館には新聞を一年単位で纏めた書籍が置かれていた。その中の一つに水俣病の写真が収録されているものがあり、男の子が水俣病患者の写真が掲載されているページを見せて女の子を「きゃー」とやる遊びが流行していた。 私はその光景を見て泣いてしまった。当然のように私には「弱虫」というレッテルが貼られたのだけれども、私は写真に撮られた人の気持ちを考えると、可哀想で仕方がなくて泣いたのだった。誰が望んで水俣病に罹患するのかと。誰が望んで罹患した姿を写真に撮影されるのかと。誰が望んで自分の姿を見て「きゃー」と言われるのかと。 報道、というものはだから残酷性を帯びていると思う。被害者や被害者の家族を追いかけ回し、撮影し、あるいは「今のお気持ちは」とマイクを突きつける。報道を見る者は、作り出されたコンテンツを何の不
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