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2007年3月1日のブックマーク (7件)

  • 悲観主義とオプティミズム - My Life Between Silicon Valley and Japan

    一週間東京に行って帰国したところ。これからしばらく寝たり起きたりで、消耗しきった身体に体力が戻るのを待とう。今年二回目の東京だったが、こちらに戻ってくるとすべてのモードが全く変わって、ブログを書く力もようやく沸いてくる。 ある日、東京で気のおけない親しい友人たちとオプティミズムの話になった。「ウェブ進化論」のオプティミズムを誤解する人が多いね、という話がよく出るが、その日もそんな話になった。オプティミズムとは、生来人間は素晴らしいものなんだから「世の中、ほっておいても何とかなるさ」みたいな呑気でいい加減な考え方とは全く違うものだ。オプティミズムの質を全く理解せぬまま、オプティミズムはけしからんと言う人が多いね、というのは僕もよく思う。 ところで別の友人との集まりで、話がなぜかそちらのほうに流れ、アランの「定義集」の話になった。僕が敬愛してやまない森有正(ぼろぼろになるまで読んだ四冊の)

    悲観主義とオプティミズム - My Life Between Silicon Valley and Japan
  • シゴタノ! - 「R25」を毎週欠かさずPCで読む方法

    雑誌のオンライン書店・Fujisan.co.jpの「デジタル雑誌」をいくつか読んでみました。 「デジタル雑誌」とは、雑誌の全ページをPC画面上で読むことができるという新しいメディアです。Acrobat Readerのように、専用のツール(Fujsan Reader)をインストールする必要があるのですが、こういったツールで大量の文章を読むのは疲れるのではないか、と思いつつ、試してみると、思いのほか使い勝手のよいものでした。 また、Fujsan Readerは読むだけでなく、“付箋”を貼ってメモを残したり、“マーカー”で任意の箇所にマーキングができるなど、普段紙の雑誌を読んでいる時にやりたくなるようなことがたいていできます。 主な機能は以下の通り。 ・読み進める上で邪魔にならない拡大・縮小機能 ・メモ機能(“付箋”を貼る) ・マーカー機能(特定箇所をマーキング) ・キーワード検索 ▼実際の画面

  • http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070301-00000305-reu-int

  • 第一次産業革命とIT革命の類似のお話

    ちと、文章にして腐らせているネタがあるんで、今日はそれのお話。内容は、題名の通り。第一次産業革命とIT革命の類似性ね。 産業革命では、鉄道が死に、代わりに鉄道を使って業績を拡大させることに気づいた企業群が勝利をおさめた。 儲かるのはカミソリでなく、カミソリの刃である この言葉は、よく覚えておいたほうがよい。1900年代初期には、この言葉が使われていた。もう100年も昔から、ずっとそうなのだ。 この言葉が意味する所は、つまり、鉄道においては儲かるのは鉄道でなく、鉄道の「荷」だったのだ。だが、荷をコントロールしきれなかった事により、鉄道会社は投資家が期待したような収益をあげることは叶わなかった。鉄道バブルは、ただのバブルで終わった。だが、鉄道は当の夢では終わらなかった。 鉄道という強力な輸送手段の出現によって、原材料の大量購買と製品の大量販売を極めて短時間に行なえるようになったからだ。そして

    第一次産業革命とIT革命の類似のお話
  • http://homepage.mac.com/naoyuki_hashimoto/iblog/C909010522/E20070228190622/index.html

  • 404 Blog Not Found:書評 - 数に強くなる

    2007年03月02日00:00 カテゴリ書評/画評/品評Math 書評 - 数に強くなる [初出2007.02.27; 暫くトップページに表示] 最高! 数に強くなる 畑村洋太郎 間違いなく、畑村洋太郎の最高傑作。「面白い」と「ためになる」を双方満足させるとしては、この一年、いや数年で最高のかも知れません。 書「数に強くなる」は、技術の伝え方に関しては横綱である畑村洋太郎が、さらに具体的で生活密着度が高く、それでいて難しいとされる「数」に挑んだ。「数学」ではなく「数」というところが一段難しい。類書は数多いが、その中では書が最高得点かも知れません。 岩波新書 数に強くなる このを読んでほしい人 「数字なんて大ッキライ」という人 数字を見ると、ジンマシンが出てくる人 ビジネスマンの人(できるなら逃げたいが、仕事で数と向き合わざるをえない人) 家庭の主婦(数学は苦手だったけど、数の

    404 Blog Not Found:書評 - 数に強くなる
  • 三島由紀夫の小説の書きかたに土下座する - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    ダラダラとの整理をしていたら、こんなが見つかった。 『私の小説作法』(毎日新聞社学芸部編・雪華社・1975年) いつ、どういうきっかけで買ったのかは覚えてないけど、石坂洋次郎がマイブームだった時に多分買ったんじゃないかと思う。星新一が大変な苦労をしてショートショートを書いている、と書いてたり、司馬遼太郎が歴史小説はビルの屋上から人を見下ろして書くようなものだ、と書いていたり*1、あんまり直接的に小説の書き方の参考なるわけではないんですが、各作家の「小説を書く際の苦労話」が面白かった一冊でした。 で、今日はその中でもとびきりびっくりだった三島由紀夫のテキストを引用してみます。太字は引用者=ぼくによるもの。p28 論理で責めてゆく/三島由紀夫 以前、法制史を研究している友人が、お前の小説のメトーデ(方法)は、法制史のメトーデと同じだから、わかりやすい、といってくれたことがある。 私は法制史

    三島由紀夫の小説の書きかたに土下座する - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)