タグ

ブックマーク / lovelovedog.hatenadiary.org (20)

  • 「本の雑誌」(本の雑誌社)の経営危機について - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    以下のブックマーク・コメントから。 →はてなブックマーク - を一冊出したらどれくらいの金が動くかを他の業界(不動産業界)で考えてみる - 愛・蔵太のもう少し調べて書きたい日記 fujipon 『の雑誌』の経営危機も、こういう「雑誌の衰退」の影響なのかな。 ということで、一番新しい『の雑誌』2009年1月号を見たら、発行人(浜茂氏)のことばにこのようなものがありました。 今月のお話で編集長(椎名誠氏)が書いているとおり、2008年になって当社の経営財務状態は急激に悪化した。それもサブプライムだのリーマンだのと言われだした時期に一気に悪くなったもので、おお、わが社は世界経済とリンクしていたのか、さすがワールドワイドな雑誌だのお。などと束の間は笑っていたのだが、もちろん笑っている場合ではなく、気がついたら存亡の危機に陥っていたのである。結果的に、人件費を始め、さらなる歳出削減を進めた上

    「本の雑誌」(本の雑誌社)の経営危機について - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
  • アニメはともかくSFだったら「名作」と言われてる作品でつまらないのを100ぐらいは挙げられる自信はあるね - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    まず、『夏への扉』(ハインライン)。他のハインラインの作品読んだら、これは下から数えたほうが早い作品だということがわかる。 それから『たったひとつの冴えたやりかた』(ティプトリー・ジュニア)。かっこいいのはタイトル(邦題)と作者名だけ。 『人間以上』(スタージョン)。なんかこういうSFが流行った時代があったのだなぁ、と感慨した。 『火星年代記』(ブラッドベリ)。彼の作品はハタチ過ぎるとちょっとどれを読んでも恥ずかしい。 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』(ディック)。映画は面白かったんだけどね。だからタイトルで選ぶなって。 『2001年宇宙の旅』(クラーク)。まぁ氏の作品では一番有名ではありますが。 『エンダーのゲーム』(カード)。ひたすら読みやすいだけ。 『ニューロマンサー』(ギブスン)。読みにくさがカルト小説になっているだけなのでは。 『鋼鉄都市』(アシモフ)。この人はミステリー作

    アニメはともかくSFだったら「名作」と言われてる作品でつまらないのを100ぐらいは挙げられる自信はあるね - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
  • 米兵(海兵隊)の犯罪率と「ファースト・レイプ」は本当にあったのかについて - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    こんな事件があったわけですが。 →女子中学生暴行容疑で米兵を逮捕(沖縄タイムス) 女子中学生暴行容疑で米兵を逮捕 北谷町 コートニー所属の海兵隊員 十日午後十時半ごろ、女子中学生(14)を島中部の公園先路上に停めていた乗用車内で暴行したとして、沖縄署は十一日午前、在沖米海兵隊キャンプ・コートニー所属のタイロン・ハドナット容疑者(38)を強姦の容疑で逮捕した。ハドナット容疑者は「抱き付いたり押し倒したりはしたが、暴行はしていない」と容疑を否認しているという。 同署によると、ハドナット容疑者は同午後八時二十分ごろ、沖縄市のコザ・ミュージックタウンで友人数人といた少女に「送っていくよ」と声を掛け、基地外にある北中城村のハドナット容疑者の自宅にバイクで連れて行った。少女は怖くなって逃げたが、ハドナット容疑者は再び「ドライブしよう」などと車で連れ出し、車内で暴行したという。 心配した友人らが、ハド

    米兵(海兵隊)の犯罪率と「ファースト・レイプ」は本当にあったのかについて - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
  • 樺太・真岡郵便電信局事件の嘘と真実について - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    以下のところから。 →教委主催の講演会に行ったら、講師が「つくる会」だった件。 講演の中で、エルトゥルル号の遭難とか、有名な“美談”がいくつも紹介されるわけですが、その中に真岡郵便電信局事件の話も出てきました。 第二次大戦末期、樺太にソ連軍が攻め寄せてきた時、最後まで電話交換所に残った女性達が、青酸カリを飲んで自決した事件です。 事件名とか知らなくても、 「みなさん、これが最後です。さようなら……さようなら……」 とかいう台詞は聞いたことある人は多いのでは。 で、八木氏は、自決した9人の女性電話交換手のことを、 「日人の公共心の高さ、責任に殉じる態度が現れたもの」 とか褒め称えるわけです。 ……ところで、これは教育講演会なんですが。 このエピソードを教育にどう生かせと? 「彼女たちの行動こそ、日人の鑑、責任に殉じる素晴らしい態度である。 お前達も、もし同じような状況に置かれたら……」

    樺太・真岡郵便電信局事件の嘘と真実について - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
  • 『きみのためのバラ』----10年に1度の傑作 - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    これはとても面白かった。 きみのためのバラ 作者: 池澤夏樹出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/04メディア: 単行 クリック: 21回この商品を含むブログ (40件) を見る→『きみのためのバラ』(池澤 夏樹 著/新潮社/1365円)(amazon) 12年ぶりという驚異の短編集。全部で8つしか入っていない。どれも世界各地で起きた、ちょっといい話、というか印象に残る話で、文体的な統一は感じられるのですが、テーマはすごくバラバラ。とりあえず、「20マイル四方で唯一のコーヒー豆」という孤独な話を読んで「レシタションのはじまり」に驚愕するといいかもです。後者は『日年刊SF傑作選』なんてのが刊行されている時代だったら、ちょっと落とすのは許されないぐらいの、奇妙な味の癒し系小説。そういうのを拾う人も、拾ってにする出版社もない時代なので、つくづく惜しい。池澤夏樹に関しては福永武彦の息

    『きみのためのバラ』----10年に1度の傑作 - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
  • 2008年のはじめに読みたい本(私家版) - 愛・蔵太のすこししらべて書く日記

    以下のサイトから、ぼくの読みたいと思ったを、推薦者数〜50音順でに挙げていくよ。 →2007年の○冊 - chirashino☆ura あと、サイトに挙げられててもこちらで言及していない人、すみません。すでに読んだと、多分今後の人生において、とても読めそうにないようなは外しました。だからビジネス書とかベストセラーとか漫画はあまり入ってこないと思う*1。あと個人名は著者名も含めて敬称略です。 死ぬかと思ったぐらい大変だった。全部で479冊。気で読んでいったら、読み終わるごろには2008年は終わるだろうな。 (追記)新聞の書評担当者を中心にした、このリストの感想は以下の日記に掲載しました。 →「2008年のはじめに読みたい(私家版)」を作って思ったこと(新聞の書評担当者について) (さらに追記・2008年1月2日)大変だったけど、2006・2007年に刊行されたに絞りました。全41

    2008年のはじめに読みたい本(私家版) - 愛・蔵太のすこししらべて書く日記
  • 2007年に読んで面白かった2007年に読んベスト5(ノンフィクションだけ) - 愛・蔵太のすこししらべて書く日記

    2007年ももうそろそろ終わりなので、今年読んで面白かったを紹介しておきます。ノンフィクション系5冊だけ。 ★『無意味なものと不気味なもの』(春日武彦/著/文芸春秋/1,980円)【→amazon来のメッセージとは微妙にい違った部分においてひそやかに違和感を与え続けてきた小説たち。奇妙な方法論を用いて世界を分節してみせた物語たち。わたしの孤独感をますます深めてきた文章の数々。書は、そのような小説について、あえて個人的な記憶や体験を織り込みつつ論じたものである。 異形・奇想の小説を紹介しながら、自己の「異体験」を語る、異色づくしの読書案内。N・ホーソーン『牧師の黒のベール』という、ある日を境に死ぬまで顔をベールで覆った生活をした牧師の話(小説です)を筆頭に、小説に込められたメッセージ(作者が伝えたかったもの)の、あまりのヘンテコぶりである種めまいを感じさせる作品群を通して、物語・

    2007年に読んで面白かった2007年に読んベスト5(ノンフィクションだけ) - 愛・蔵太のすこししらべて書く日記
  • まさか「兄の人生の物語」をリアルだと思って読む人がそんなにいようとは - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    これは以下の日記の続きです。 →id:asianshore氏の文章テクニックに畏怖する (追記) 見出しは「まさか「兄の人生の物語」を実際にあったことだと思って読む人がそんなにいようとは」に変えたほうがいいかな、と思った。「リアル」という言葉を「現実感のある(現実感のあるフィクション)」という意味で使っている人がいるのか。以下のテキスト参照→「この話はリアルだ」という場合の「リアル」について あとでブックマークのコメントいろいろ変える人も出てくるかもしれないけど。 →はてなブックマーク - 兄の人生の物語 - ロハスで父が死にました 2007年12月10日 threelarge 家族, 感想 いまは亡き自閉症の身内を思い出した/テキスト読んで思わず泣きそうになった。/創作だろうが実話だろうがどうでもいい。 2007年12月10日 o_o_o_o 読み物, 障害, 家族, 日常, はてな

    まさか「兄の人生の物語」をリアルだと思って読む人がそんなにいようとは - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
  • id:asianshore氏の文章テクニックに畏怖する - 愛・蔵太のすこししらべて書く日記

    まず、これを読んでください。 →兄の人生の物語 - ロハスで父が死にました 兄はいつも飛び跳ねていた。羽虫のような低い唸り声を上げながら、顔の前で何度も両手を叩き合わせ、小刻みに飛び跳ねていた。それは私が物心ついたときから目にしていた兄の癖だった。兄は外出先でも同じように飛び跳ねた。そして公衆トイレに異常なまでの執着を見せた。兄は公衆トイレを見かけるたびに、尿意が無いにも関わらず走っていっては、その前での記念写真をせがむのだった。 ふつうに感動します。 つぎに、これ。 →自慰コンドーの日記 - ロハスで父が死にました オナニーをしていて、「ああ、今の自分はオナニーをしすぎだ、もうこれ以上オナニーをしたら体が壊れる」とか思うことって結構あると思うんですけど、実際はそう思ってから少なくとも5回くらいは壁を越えられる気がします。 あまりのくだらなさに涙が出てしまいます。 ちなみにオリジナルはこち

    id:asianshore氏の文章テクニックに畏怖する - 愛・蔵太のすこししらべて書く日記
  • 定期巡回サイトを増やしてみる - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    今回はこれだけです。 漫画読もうぜ(漫画とその周辺) ぼくらは少年演出家(演出家志望) 金融日記(景気がいい) メディアと権力(amnesiac birdhead) フタゴ・フラクタ出張版(少し理系) Byozine|^^|(ヘン記事) なおみん(情報提供) DORA-LOG(司書) ハムスター速報 2ろぐ((2ちゃんねる)) 宮崎学公式ブログ(右の人) 妄送信(快い怒り) ni0615さんの「安禅不必須山水」:イザ!(沖縄戦とか) 沖縄戦の歴史歪曲を許さず、沖縄から平和教育をすすめる会(沖縄戦リンク) How It Is(ポストモダン) 私にいい考えがある(音楽系) MADE IN JAPAN! in America(社会人) 未勝利日記(SF者) オタク商品研究所plus(オタクプロ) TOKKY.COM(ロックというかRock) しっぽのブログ(社会分析) amnesiac bird

    定期巡回サイトを増やしてみる - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
  • 昔はチョイワルがヒーローで今はチョイイコがヒーローか - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    以下のものを見て考えた。 →吉野家テラ豚丼 まとめ - 日々是餃子 →J-CASTニュース : 吉野家、「テラ豚丼」悪ふざけアルバイト店員を処分 →J-CASTニュース : マスコミの取材マナー悪さ ネットで指摘が相次ぐ こう、ほんのすこしだけわるいことを、ほんのすこしの人間にだけ知られるようにするのはむずかしい時代だな、とおもった。吉野家の店員はたぶん、自分のしたことがどの程度わるいことなのか、どの程度のひろさの人間にまでつたわるのか、を知らなかったんだろうな。マスコミの人も同じようなものですか。とにかく、ネットというのは十分にかわいている、とても大きな藁束なので、そのちかくでなにか情報発信するのは、火遊びをするのと似た覚悟がいるわけです。むかしならボヤにもならなかったものが、炎上爆発する、という。しかし今の世の中、(すこし)わるいことをするよりも、その(すこし)わるいことをしている人間

    昔はチョイワルがヒーローで今はチョイイコがヒーローか - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
  • ぼくの十大小説 - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    以下のところから、 →私家版世界十大小説 - after game over 他の人が選ぶ「私家版世界十大小説』も見てみたいなあと思うので、是非皆さんも。 とのことなので、何となく選んでみるよ。 1・ガラス玉演戯(ヘッセ) 2・悪霊(ドストエフスキー) 3・トリストラム・シャンディ(スターン) 4・夜のみだらな鳥(ホセ・ドノソ) 5・城(カフカ) 6・シャボン玉ピストル大騒動(ポール・ギャリコ) 7・殺し屋ダラカン(クロ−ド・クロッツ) 8・フランス軍中尉の娘(ジョン・ファウルズ) 9・スローターハウス5(カート・ヴォネガット) 10・セバスチャン・ナイトの真実の生涯(ナボコフ) 「大」と言うほどには大きく(長く)ないけど、そのを読むことによって世界が変わって見えるくらいショックを受けたを挙げてみた。『百年の孤独』『ソラリス』『奇蹟の次元』『結晶世界』その他SF・ファンタジー系はいれた

    ぼくの十大小説 - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
  • 光市母子殺人事件の「なめないでいただきたい」発言について - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    これは釣れてるのか釣られてるのか。 →はてなブックマーク - 痛いニュース(ノ∀`):【光市母子惨殺】 元少年「生きたい」「検察、僕をなめないでいただきたい」…弁護団、涙で「こんなに胸を張って弁護できたことはない」 2007年09月21日 dslab 引用の引用の引用である痛ニューをブクマしてdisっている人は、劣化情報に頼ってる危険を認識した方が良いかと。このネタに関しては読むべきエントリが過去に沢山ブクマされている 2007年09月21日 nisoku2 clip この件で弁護団と被告人をバッシングしている人たちはとりあえず全員これを読むように→http://tinyurl.com/yoc7sm/いまだに死刑廃止云々言ってる人はここも(下でもリンク貼られてるが)→http://tinyurl.com/2y2v46 →検察官は、僕をなめないでいただきたい! - 弁護士・人間・今枝仁・・・

    光市母子殺人事件の「なめないでいただきたい」発言について - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
  • 世の中で「あまり知られていないモノ・コト」を知ってもらうために、ぼくがやっている2つのこと - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    ぼくの日常にはあまりテレビというメディアは入って来ないんですが、ときどき見るとバラエティ番組とかに「特別ゲスト」みたいな感じで、別の番組(あるいは近日公開の映画・舞台)の宣伝(番宣)としてタレントが出てくるのはどうも恒例なんですね、多分。やはり世の中、どんなにいいものを作っても知っている人が多くなるような努力をしないと実績(数字)が出てこないという現実はあるわけで。それ見てると、世の中の人間は、のめり込めるモノ・コト以外の時間潰しにはいかに怠惰であるものか(あっても大丈夫なように、作る側が努力しているか)、と考えさせられます。 ところで、「ネット」と「」に関しては、ぼくはなるべく「人がいいと言っているサイト・」だけで、見たりするサイト・を選んだりしないようにしています。趣味ってそういうものじゃないですか。無駄な努力とちょっとの成果。でも人とは違う成果。趣味の釣り(魚釣り)とちょっと似

    世の中で「あまり知られていないモノ・コト」を知ってもらうために、ぼくがやっている2つのこと - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
  • 気楽に書けたらどんなにいいことかと無責任に思う - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    以下のブックマークコメントを読んで、 →はてなブックマーク - 愛・蔵太の少し調べて書く日記 - ネットで事件報道について何か素人が言いたいなら「後出し」ぐらいでちょうどいい 2007年09月08日 HDPE メディアリテラシー 別に言いっぱなしでなければいいのでは? 気楽に書きたいし 2007年09月08日 Mr_Rancelot メディアリテラシー, マスコミ, 社会 ストイック過ぎる様に思う(この基準であれば言及できないことが多すぎ、それも意見の多様性の観点からは別の問題があるように思う) 「気楽に書」いて「言いっぱなしでなければいい」(あとで訂正すればいい、ということかな)というスタイルでは、いつの間にかできなくなってしまった自分縛りの陶しさを思ったり。 なんで気楽に書かなくなったかというと、多分ネットを「曖昧な情報(あるいはデマ)の拡大装置」に使っているように、ぼくには思えた人

    気楽に書けたらどんなにいいことかと無責任に思う - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
  • 愛・蔵太の少し調べて書く日記 - 映画『火垂るの墓』で高畑勲監督が伝えたかったこと(アニメージュ1988年5月号から)

    これは以下の日記の続きです。 →『火垂るの墓』は宮崎勤事件と関連して見たような記憶があった で、とても重要なことですが、ぼくの前回の日記は高畑勲監督のメッセージを読み間違えていました、すみません。 ということで、1988年5月号アニメージュに掲載された、高畑勲監督の言葉を全文引用します。p46-47。太字は引用者によるものです。 反時代的だった清太と節子の生活 映画「火垂るの墓」は、昭和20年、空襲によって母を喪い、家を失った兄妹、清太と節子のふたりだけの生活を中心にすえている。この楽しくも、また哀しい”家庭生活”について、高畑勲監督にうかがった。 最小単位の”家庭” 清太14歳、節子4歳。戦時下の日ではやや恵まれた家庭に育ったと思われるふたりは、空襲によって母をなくし、親類の家にも居づらくなり、壕でふたりだけの生活をはじめる。それは節子の死によって終わりを告げるのだが、この映画は、その

    愛・蔵太の少し調べて書く日記 - 映画『火垂るの墓』で高畑勲監督が伝えたかったこと(アニメージュ1988年5月号から)
  • 「ネットイナゴ」が誤訳かもしれない可能性について - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    以下のところから、イナゴ・ネットイナゴについて。 →聖書の中の昆虫 いなご 出エジプト10:13〜15 出エジプト10:19 レビ記11:22 詩編78:45 マタイ3:4 マルコ1:6 サバクトビバッタ(飛蝗:ひこう)の誤訳か?サバクトビバッタは体長♂35mm、♀50mm。イナゴ科のものは大発生しない。 このトビバッタは大地に大害をもたらすと同時に、当時の人々の料にもなっていた。 パールバックの小説「大地」に出てくる「イナゴの大群」とはサバクトビバッタのことで、イナゴは大群を作って飛び回る習性はない。 GNBではlocustでいなご、バッタとなっている。 (注:GNBとは「American Bible Society版のGood News Bible(Today's English Version)」のこと) ええ〜!? →イナゴ - Wikipedia イナゴ(蝗、稲子)は、直翅目・

    「ネットイナゴ」が誤訳かもしれない可能性について - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
  • ネットカフェ難民なんてただの報道の演出です - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    例によって見出しは演出です。 ウィキペディアにも記述があるわけですが、 →ネットカフェ難民 - Wikipedia2007年05月日 派遣会社に登録して携帯電話の電子メールで派遣先を紹介される雇用体系を利用した、日雇い労働(ワンコールワーカー)に従事する若者が、2007年前後から首都圏で増加していると一部のマスメディア[5]で報道後、2007年3月15日には参議院厚生労働委員会での質疑で共産党所属の小池晃議員が、日国内のネットカフェ難民の実態を調査をするように柳澤伯夫厚生労働大臣へ質し[6][7]、同大臣は「可能かどうか検討したい」と答えた。 5.ネットカフェ難民漂流する貧困者たち日テレビ NNNドキュメント07 過去の放送記録→1月→2007年1月28日放送 →ノート:ネットカフェ難民 - Wikipedia >マスメディア側で近年便宜的に作られ使用されている造語である。 と文にも

    ネットカフェ難民なんてただの報道の演出です - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
  • 何がびっくりしたかって、「青山学院高等部入試問題」を問題にした島尻安伊子さんが「与党」で当選した、ということでした - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    これは、以下の日記の続きです。 →愛・蔵太の少し調べて書く日記 - 沖縄那覇市の(たぶん)高校生・島尻○○くんの今年の春はどうだったのか、思いを馳せてみる 以下の記事から。 →参院沖縄補選 与党推薦の島尻安伊子氏当確<4/22 21:57>(日テレNEWS24) 夏の参議院選挙の前哨戦として注目された沖縄の参議院補欠選挙の投票が22日に行われ、与党推薦の島尻安伊子氏(42)が、野党推薦の狩俣吉正氏(57)を破り、当選確実となった。 今回の選挙は、自民・公明の与党が推す島尻氏と、民主・共産などの野党が推す狩俣氏との事実上の一騎打ちとなった。島尻氏はアメリカ軍普天間基地の移設問題については県内移設容認の姿勢を示す一方、子育て支援策の充実などを前面に訴え、戦いを進めてきた。 今回争われた議席は、元は野党議員の議席で、今回、与党側が議席を奪った形となる。島尻氏は元那覇市議で、沖縄では初めての保守系

    何がびっくりしたかって、「青山学院高等部入試問題」を問題にした島尻安伊子さんが「与党」で当選した、ということでした - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
  • 三島由紀夫の小説の書きかたに土下座する - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)

    ダラダラとの整理をしていたら、こんなが見つかった。 『私の小説作法』(毎日新聞社学芸部編・雪華社・1975年) いつ、どういうきっかけで買ったのかは覚えてないけど、石坂洋次郎がマイブームだった時に多分買ったんじゃないかと思う。星新一が大変な苦労をしてショートショートを書いている、と書いてたり、司馬遼太郎が歴史小説はビルの屋上から人を見下ろして書くようなものだ、と書いていたり*1、あんまり直接的に小説の書き方の参考なるわけではないんですが、各作家の「小説を書く際の苦労話」が面白かった一冊でした。 で、今日はその中でもとびきりびっくりだった三島由紀夫のテキストを引用してみます。太字は引用者=ぼくによるもの。p28 論理で責めてゆく/三島由紀夫 以前、法制史を研究している友人が、お前の小説のメトーデ(方法)は、法制史のメトーデと同じだから、わかりやすい、といってくれたことがある。 私は法制史

    三島由紀夫の小説の書きかたに土下座する - 愛・蔵太の気になるメモ(homines id quod volunt credunt)
  • 1