情報システムの構築において混乱を招く大きな要因のひとつは、構築途中における仕様変更であることは言うまでもありません。このことにより、様々な追加作業が発生し、当初に想定していたよりも費用がかさむものことが往々にして起こります。特に、重要な項目の名称を変更するとなると、見直し項目は多岐にわたります。 もっともそれ以前に、一般の企業において、これから展開しようとする新商品や新しいサービスの名称を変更するということは多くのリスクを伴うものです。事前に十分に検討されるべきものであります。また、いったん決まったものを無理解なトップのツルの一声で変更するなどということは、全く割りにあわない行為であることがほとんどであり、そういった無謀な行為が見られることは少ないものですし、仮にリリース直後に名称変更などを行った場合、その新商品あるいは新しいサービスが成功する確率は大きく下がるものであると思います。 とこ