舛添要一厚生労働大臣は12日記者会見を開き、年金記録の正常化に必要な「名寄せ」作業について、およそ1,975万件が「事実上処理不可能な状態」にあるとして、断念したと述べた。年金問題は選挙公約であり国の最重要課題でもあることから、大臣は異例の措置として名寄せの代わりに 「イタコの口寄せ」 で事態収拾を図っていく方針だ。 年金加入者・支払者の情報を一元化する名寄せについては、自民党の片山さつき議員によって「半年で完了する」との見積もりが出されていたが、左翼勢力やテロリストの妨害工作があったのかうまくゆかず、難航をきわめていた。舛添厚労相は片山氏の元夫としての立場もあり、こうした顛末の責任を果たすベく 「名寄せがダメなら口寄せだ」 と単身青森県・恐山に参詣。すぐれたイタコらに口寄せへの協力を願い出ることを決めたという。 一報を聞いた現地のイタコらは「お国の役に立てるなら」と、早くも歓迎ムードを見