大友良英の率いるジャズグループONJO(大友良英ニュー・ジャズ・オーケストラ)が、10月3日に京都芸術センターで行われたコンサートをもって活動休止したことが発表された。 1999年に菊地成孔、津上研太、水谷浩章、芳垣安洋を迎えONJQ(大友良英ニュー・ジャズ・クインテット)として結成され、菊地が脱退しONJOと名前を変えてからはカヒミ・カリィ、Sachiko M、宇波拓、高良久美子などとともに10人ほどのメンバーで独自のジャズを追求してきた彼ら。 活動休止の理由についてはレーベルF.M.N.Sound factory主宰の石橋正二郎が外からの印象として「多分このまま続けても『ベストの再演』になってしまうような気がしていたこと」「とにかく今のONJOがベストの状態であるのは間違いない。しかしベストを何回も繰り返してもいつかベストではなくなる。ベストは新しい展開があってこそのベストだと思うのだ