東京大学医学部標本室には、刺青の人体標本が展示されているそうです。日本における病理学の最高権威である「福士政一博士」によって明治中期から昭和初期にかけて蒐集された刺青標本は、巨大な額に入れられ天井近くの壁の高い位置に並べて展示-されているそうで、所蔵する標本は57点、その中でも10数点のみが展示してあるそうです。 ソース:刺青の人体標本 Tattooed human skin - YouTube 標本は、胸腹の部分から切り開かれ、首から上腕・腿あたりまでの全身の皮膚が剥がされ なめし革にされています。 その形状は動物のなめし革と同様に大文字形に広げてあり、革の表面は保存のために定期的に塗られたオリーブオイルの効果で深い光沢が生まれ、生前よりも色鮮やかに絵柄を確-認することができます。 標本は、広げて額装されたもののほか、トルソー型に縫い合わされたものも存在します。また「東京慈恵会医科大学
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