100回目の開催を迎えた伝統のインディアナポリス500マイルレース。29日に行われた決勝レースは、ルーキーのアレクサンダー・ロッシ(アンドレッティ・オートスポート)が勝利した。佐藤琢磨は、レース中盤に2番手へ浮上するも、163周目にバランスを崩しウォールに接触しスローダウン。悔しいリタイアとなった。 第100回インディ500/スタート ■勝負の分かれ目は終盤に起きたコーション アメリカ人ルーキーのアレクサンダー・ロッシが、インディカー・シリーズ初勝利をインディ500で達成した。ホンダは今シーズンの開幕5戦でシボレーに負け続けてきていたが、第100回目の開催という歴史的レースでシーズン初勝利を飾った。 勝敗の決め手は163周目に起こった佐藤琢磨の単独クラッシュ。その後のレースでゴールまでをどう走るかが鍵だった。コースの清掃が終わってグリーンフラッグが振り下ろされたのは167周目で、ゴールまで