昨日はFacebookでもTwitterでもはてブでも、雨宮まみさんの訃報のニュースで持ちきりだった。私も何冊か彼女の本を読んでいたし、年が近いのもあってとても悲しい。ただ改めて生前の彼女の文章を読んで思い出したのは、二階堂奥歯のことだった。 二階堂奥歯とはネットで「八本脚の蝶」という日記を書いていた編集者。2003年の3月にビルから飛び降りて、この世を去った。「八本脚の蝶」は彼女を慕っていた人の手によって書籍化されている。一時期絶版されていたのだけれど、最近また復刻し、2016年度本屋大賞の「発掘部門」というカテゴリの代表作に選ばれた。 trendy.nikkeibp.co.jp 私が彼女の死を知ったのはこの間書いた親友を亡くした3ヶ月後。 blog.makicoo.com なぜ二階堂奥歯が私に特別な意味があるのかというと、彼女もまた死んだ親友と同じく、高校の同級生であるからだ。 高校時