認知症は現代病? 古代での症例はまれ 認知症は時代を問わず人類を悩ませてきた病気だと思われがちだが、実際には現代に登場した病気であるようだ。 米南カリフォルニア大学レオナード・デイビス校(老年学)のCaleb Finch氏と米カリフォルニア州立大学ロサンゼルス校歴史学分野のBurstein Stanley氏らが古代ギリシャとローマの医学書を分析した結果、アリストテレスや大プリニウスなどが活躍した今から2000〜2500年前には、認知症に罹患する人は極めてまれだったことが示唆されたのだ。 研究グループは、「現代の環境やライフスタイルがアルツハイマー病などの認知症の発症を促しているとする考え方を補強する結果だ」と述べている。この研究の詳細は、「Journal of Alzheimer’s Disease」に2024年1月25日掲載された。 Finch氏らは、高齢者の健康に関する医学史の中で認知
![認知症は現代に登場した病気の可能性、南カリフォルニア大学/カリフォルニア州立大学研究報告|@DIME アットダイム](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/9d8e943cb4aa340820d0b1f637322c3902e4bd3c/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdime.jp%2Fgenre%2Ffiles%2F2024%2F02%2Fdf7585ff015837bde1225d13eefa09cd-770x511.jpg)