ブログプラットフォームMediumで活躍するUXデザイナーのマルチン・ヴィハルィが数週間日本を滞在した際、まず目についたのが日本で日常的に使われているUI(ユーザーインターフェース)だった。掲示板やボタン、また日本人にとって当たり前である日常的な行動、例えば並んで電車を待つことや飲食店で食券を買うことなどが、外国から来た人間にとっては驚くべきことだった。 2週間の日本滞在中、掲示物からゴミ箱に至るまで、日本式の物事への取り組み方について気づいた様々なことをツイッターで配信していった。結果、ツイートのスレッドは300にまで膨れ上がり急速に世界に知られることとなった。 This epic thread of @mwichary‘s observations and surprising moments in Japan, with an emphasis on everyday UIs,
ソビエトとインターネットの組み合わせは一見逆説的であり時代錯誤とも感じるが、ソビエト連邦(以下、ソ連邦と略す)でもインターネットが利用されていた。ソ連邦を表す「.su」を使ったドメイン名は今でも取得可能である。ICANN(インターネットの資源を管理する団体)からは廃止勧告が出ているが、インターネット上では今でもソ連邦が現役なのはその様な経緯があるからだ。 ソ連邦でインターネットが利用可能になったのはゴルバチョフが進めたペレストロイカ(改革)とグラスノスチ(情報公開)が始まってからと言うのが研究者の一致した見解だ。この二つの成果として1987年〜88年にソ連邦初のインターネットプロバイダが登場し、1991年には数百人がUNIXネットワークを利用していた。 しかしソ連邦の市民が将来インターネットと呼ばれる事になるコンピュータネットワークを初めて使用したのはこれよりもずいぶん早い1982年だ。
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