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ブックマーク / monoist.itmedia.co.jp (8)

  • 世界初、燃料物質である“油”を細胞外に生産する微細藻類の開発に成功

    大成建設、埼玉大学、中部大学、かずさDNA研究所の4社は、外来遺伝子を導入することなく、燃料物質である“油”を細胞外に生産する微細藻類の作製に世界で初めて成功した。 大成建設、埼玉大学、中部大学、かずさDNA研究所の4社は2023年4月12日、外来遺伝子を導入することなく、燃料物質である“油”を細胞外に生産する微細藻類の作製に世界で初めて成功したと発表した。新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のプロジェクト「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発」の下で開発したものだ。 微細藻類の一種である「シアノバクテリア(Synechococcus elongatus PCC 7942株)」に対して特定遺伝子の発現を抑制/強化することで、細胞内の燃料物質である遊離脂肪酸(Free Fatty Acid、FFA)を効率的に細胞外に生産することを実現している。 培養した藻類

    世界初、燃料物質である“油”を細胞外に生産する微細藻類の開発に成功
  • 「タイマーで故障を偽装し部品を売る」島津製作所子会社による悪質不正行為の全容

    島津製作所は、同社子会社の島津メディカルシステムズで行われていた保守点検業務に関する不正行為の内容について、外部調査委員会による調査結果を発表した。島津メディカルシステムズ熊営業所では、タイマーにより意図的に装置が故障したかのように見せかけ、保守部品を売るという不適切行為が行われていたことが2022年9月に発覚している。 島津製作所は2023年2月10日、同社子会社の島津メディカルシステムズ(以下、島津メディカル)で行われていた保守点検業務に関する不正行為の内容について、外部調査委員会による調査結果を発表した。 タイマーによりX線装置が壊れたように見せかける 島津製作所では内部通報を受け、2022年5月から社内調査を開始。2022年9月に外部調査委員会を設置し、調査を行ってきた。関係者へのヒアリングやデジタルフォレンジック調査の結果、7人の嫌疑濃厚者を特定し5件の医療機関に対する不正行為

    「タイマーで故障を偽装し部品を売る」島津製作所子会社による悪質不正行為の全容
  • 動物の左右をつくる新しい原理を発見

    大阪大学は、脊索動物のワカレオタマボヤが、背腹の向きを決めるタンパク質であるBmpを利用して、左右の違いを作ることを明らかにした。ヒトにも共通する脊索動物の体作りへの理解につながることが期待できる。 大阪大学は2020年2月20日、脊索動物のワカレオタマボヤ(オタマボヤ)を用いた研究により、動物の体の左右が作られる原理を発見したと発表した。この成果は、同大学院理学研究科教授 西田宏記氏らの研究グループによるものだ。 オタマボヤを背側から見ると、ホヤや脊椎動物とは違って尾の左側に神経管があることが知られている。研究グループは、オタマボヤの初期胚における左右の違いと、オタマボヤの左右性の関わりに注目して研究を進めた。初期胚の左右を色分けして育てた結果、左右対称の形を持つ組織のほとんどが左右非対称な由来を持つことが分かった。 続いて、左か右、どちらか片方だけに働く遺伝子を探索したところ、左側の決

    動物の左右をつくる新しい原理を発見
  • カシオから2.5Dプリンタ、紙の表面に微妙な凹凸を再現

    カシオ計算機は、「第27回 設計・製造ソリューション展(DMS2016)」(2016年6月22~24日、東京ビッグサイト)において、独自の印刷技術によって紙の表面に微妙な凹凸を再現できる「2.5Dプリントテクノロジー」を披露した。当面の用途は、視覚障害者向けの教材制作などが想定されているが「まだ用途探索の段階で発売時期は未定」(同社)だという。

    カシオから2.5Dプリンタ、紙の表面に微妙な凹凸を再現
    batta
    batta 2016/06/23
  • 3Dプリンタ狂騒曲奏でるDMS2013――というか「3Dプリンタ」の定義は

    3Dプリンタ狂騒曲奏でるDMS2013――というか「3Dプリンタ」の定義は:DMS2013取材雑感(1/2 ページ) 案の定、大盛況のDMS2013の「ラピッドプロトタイピング・3Dプリンタ(RP)ゾーン」。外資メーカーの「3Dプリンタ」の他にも、日メーカーの「3次元積層造形機」のブースにも注目してみよう。 2013年6月19日より、東京ビッグサイトで「第24回 設計・製造ソリューション展」(以下、DMS2013)が始まった。同展示会は、21日までの3日間開催される。 朝から大風が吹いていたにもかかわらず、今日の東京ビッグサイトには多くの人が訪れていた。特に、今回のラピッドプロトタイピング(RP)ゾーンの盛り上がりは、明らかに激しかった。取材の過程ですれ違う知人と会話しても、皆、同じ感想だった。 特に積層造形機関連の各ブースは待機する説明員の方々も次々とやってくる来訪者の対応に追われてお

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    batta 2013/06/21
  • 騒いで終わりじゃもったいない。3Dプリンタブームの今後

    騒いで終わりじゃもったいない。3Dプリンタブームの今後:3次元って、面白っ! ~操さんの3次元CAD考~(23)(1/2 ページ) 2012年秋ごろから、世の中は「3Dプリンタ狂騒曲」的な盛り上がりを見せたが、そろそろ落ち着いてきたころ。しかし革命って、当に起こるの? それは3Dプリンタが起こすことではなく、人が起こすことかもしれない。つまり、大事なことは……。 まだまだ寒暖の差も激しい今日この頃ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。このゴールデンウイークの間に、何か「Make」された方はいらっしゃいますか? 2012年10月あたりから広がりを見せた「3Dプリンタブーム」ですが、「一過性のブームに終わるか」と私は思っていました。クリス・アンダーソン氏の書籍「Makers」が発売されてから、はや半年。さすがに雑誌などの特集は少なくなってきましたが、テレビ番組では今もなお紹介され続けている

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    batta 2013/05/12
  • 若手エンジニアたった1人のメーカー経営(前編)

    ビーサイズ(Bsize)は、神奈川県小田原市にある家電メーカーだ。同社が開発・販売する製品が、LEDデスクライト「STROKE(ストローク)」(2011年12月27日に発売)。既に、独「red dot design award 2012」「2011年度 グッドデザイン賞(GOOD DESIGN AWARD)」も受賞した。 STROKEのキャッチコピーは、「最高の光、最小の構造」。その筐体は、細いパイプ1。作業者の視界を遮らず、あまり主張しないデザインとしている。光源はLEDなので省電力で、かつ6万時間持つ。演色性のクラスは1A(平均演色評価数Raで90以上)で、自然光を忠実に再現可能だ。 ライトが照らす範囲は広角になっている(以下の写真)。周囲を広く均等に照らせるため、従来のスタンドのように、「角度を変える」「高さを変える」あるいは「置く場所を変える」といったことを考えなくてもよい。また

    若手エンジニアたった1人のメーカー経営(前編)
  • 「ねじなめんなよ」――社長一人だけで始めた製品開発

    マイクロモノづくりを成立させるためには、設備を持って製造する会社と、製品アイデアを持つ方とのコラボレーションが必須です。 「ガシャンガシャン!」という、ねじ屋さん特有の音。これはヘッダの音です。皆さんはヘッダをご存じでしょうか? ヘッダとは「頭を打つ」という意味です。金属の頭部をプレスしてネジやボルトなどを製作する機械をヘッダあるいはフォーマーといいます。 ――日々、そんな音を響かせる埼玉県草加市のねじ屋さん(ねじ製造業) 浅井製作所のマイクロモノづくり事例を浅井英夫社長に伺いました。 ねじ屋の二代目 平成9年、浅井氏は会社を先代から継ぎました。ねじ製造業として、メーカーの下請として量産を続けてきた中、新規顧客の開拓を目指し、それまで触れたこともなかったPCを購入し、その1カ月後には、会社のHPまで立ち上げました。浅井氏は、インターネットの可能性を感じ、無我夢中でチャレンジしました。 しか

    「ねじなめんなよ」――社長一人だけで始めた製品開発
    batta
    batta 2011/12/01
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