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ブックマーク / www.arban-mag.com (12)

  • 【2024年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50 | ARBAN

    2024年にリリースされた “ジャズ系” 作品の中から、聴き逃せない50作をセレクト 構成・文/土佐有明 Abdullah Ibrahim/3 50年代から南アフリカ共和国で活動してきたピアニスト、ダラー・ブランドは、イスラム教に改宗後はアブドゥーラ・イブラヒムと名乗っている。そんな彼が89歳にしてリリースしたロンドンでのライヴの実況盤。フルートやピッコロも吹くサックス奏者とチェロも弾くウッド・ベースとのトリオで、悠々たる中にも緊迫感が漲る演奏が展開される。イブラヒムのピアノはやはり格別で、ベテランならではの芳醇な味わいを醸し出している。 Amaro Freitas/Y’Y これをジャズに括っていいのか迷うところだが、ジャズ来の融通無碍で雑駁な性質を正当に受け継いでいるという意味では、極めてジャズ的だと言えるだろう。ブラジル出身のピアニストが、自然や先住民をテーマに作った楽曲が並んでおり

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    batta 2024/12/29
  • 【2023年ベスト】ジャズ アルバム BEST 50 | ARBAN

    2023年にリリースされた “ジャズ系” 作品の中から50作をセレクト 構成・文/土佐有明 Aaron Parks Little Big/Live In Berlin ブラッド・メルドーの再来とも称され、ジェイムス・ファームなどで活躍するピアニスト、アーロン・パークスのリーダー作。作はバンドの一体感や結束力を強く感じさせる内容。時にコンテンポラリー・ジャズの枠を大きくはみ出し、ロック的なダイナミズムが漲る場面も。iPhoneのボイスメモで録音されたという作だが、意図せず入り込んでしまったざらつきや歪みがアクセントとなり、アルバムに深みや奥行きを与えている。 Banksia Trio/MASKS 須川崇志(b)、林正樹(p)、石若駿(ds)という豪華メンバーによるトリオ作。これが3作目とあって、これまで以上に緊密で濃密な音のコミュニケーションがはかられている。また、菊地雅章やポール・モチ

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    batta 2024/01/04
  • Nujabes × Shing02〈Luv(sic)〉シリーズ誕生秘話【Think of Nujabes Vol.3】 | ARBAN

    投稿日 : 2020.06.05 更新日 : 2021.12.09 Nujabes × Shing02〈Luv(sic)〉シリーズ誕生秘話【Think of Nujabes Vol.3】 2010年に夭逝した日人ヒップホップ・プロデューサー、Nujabes(ヌジャベス)。わずか10年強にわたるアーティスト活動の中で、彼が生み出してきた音楽は、今もなお幅広い世代の音楽ファンに愛され続けている。Nujabesのこれまでの経歴や、世界的なムーブメントとなっている「ローファイ・ヒップホップ」に与えた影響は、すでに【Think of Nujabes Vol.1】および【Vol.2】にて詳細を追った。今回の【Vol.3】では、数あるNujabes楽曲のなかでも一二を争うほどの人気を誇る〈Luv(sic)〉シリーズにスポットを当てたいと思う。 Nujabes自身が運営するレーベル、Hydeout Pr

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    batta 2020/06/06
  • サムライチャンプルーとNujabes─ 渡辺信一郎 監督が語った “無名のNujabes” を起用した理由【Think of Nujabes Vol.2】 | ARBAN

    近年、ローファイ・ヒップホップが世界的な人気を博している。このムーブメントの、楽曲面におけるキーパーソンとされるのが、日のサウンドクリエイター Nujabesである。2010年に急逝した彼が、昨今のムーブメントにどう作用しているのか。そして、Nujabesとは何者か。生前の彼を知る人々を訪ねた、ルポルタージュ第2弾。   >>第1部はこちら 1990年代後半から2000年代にかけて残した作品により「ジャジー・ヒップホップ」のブームを生み出し、今では「ローファイ・ヒップホップ(Lo-Fi Hip Hop)」のオリジネーターとも呼ばれる日人ヒップホップ・プロデューサー、Nujabes(ヌジャベス)。彼が生前にリリースした2枚のアルバム『Metaphorical Music』、『Modal Soul』までの流れを追った第1部に続き、アニメ『サムライチャンプルー』によってファン層がワールドワイ

    サムライチャンプルーとNujabes─ 渡辺信一郎 監督が語った “無名のNujabes” を起用した理由【Think of Nujabes Vol.2】 | ARBAN
  • ローファイ・ヒップホップの導師 Wun Two が語る「このムーブメントに無関心なワケ」 | ARBAN

    昨今、ネットを中心に盛り上がっているローファイ・ヒップホップ。2016年頃にムーブメントとして顕在化し、いまや多くの “ローファイ・ヒップホップ制作者” がシーンに新曲を投下し続けている。 その一方で、“意図せず” 作られた楽曲が、ローファイ・ヒップホップとして殊遇される場合もある。もっともわかりやすい例が、Nujabes や J・ディラの楽曲だ。両者はローファイ・ヒップホップの始祖のように崇められるが、彼らの音楽がローファイ・ヒップホップとして「再発見/再定義」されたのは没後のことである。 ドイツ在住のWun Two(ワン・トゥー)も、そんなビートメイカーのひとりだ。彼はいまも現役で活躍するビートメイカーだが、ローファイ・ヒップホップなる言葉ができるずっと前から “その手の音楽” を作り続けている。Wun Two作品の特徴は、メロウでザラついた質感のトラック。さらに、ほぼワンループで作ら

    ローファイ・ヒップホップの導師 Wun Two が語る「このムーブメントに無関心なワケ」 | ARBAN
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    batta 2020/05/19
  • 90年代、東京。ある若者がNujabesを名乗り、ヒットメーカーになるまで 【Think of Nujabes Vol.1】 | ARBAN

    Home ニュース 90年代、東京。ある若者がNujabesを名乗り、ヒットメーカーになるまで 【Think of Nujabes Vol.1】 投稿日 : 2020.05.08 更新日 : 2021.12.09 90年代、東京。ある若者がNujabesを名乗り、ヒットメーカーになるまで 【Think of Nujabes Vol.1】 1990年代後半、日のヒップホップシーンに突如登場し、「ジャジー・ヒップホップ」のブームを生み出した伝説的なプロデューサー、Nujabes(ヌジャベス)。2010年2月26日に36歳という若さで亡くなった彼の音楽は、2010年代半ばより世界的なムーブメントとなった「ローファイ・ヒップホップ(Lo-Fi Hip Hop)」のルーツと言われており、世代や国籍を超えた幅広い層の音楽ファンに今も愛され続けている。 振り返ると、初期の Nujabes は12インチ

    90年代、東京。ある若者がNujabesを名乗り、ヒットメーカーになるまで 【Think of Nujabes Vol.1】 | ARBAN
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    batta 2020/05/14
  • 英ラジオ局が山下達郎を特集 2時間のミックス音源公開 | ARBAN

    英ラジオ局「NTS Radio」は、山下達郎の楽曲(29曲)を特集した約2時間のミックス音源を公開した。 近年のシティポップ・ブームで海外でも高い人気を博す山下達郎。NTSの記事では「YouTubeのアルゴリズムには、これまで聴いたこともなかったレコードを数100万回再生に導く力があります。山下達郎の1982年のLP『For You』はそのひとつです」と紹介。 また『For You』について「このレコードには彼の音楽的特徴が詰まっており、ファンクやジャズに影響を受ける“シティポップ”というジャンルの代名詞になっている」と紹介している。 同ミックスの選曲は、“邦シティポップの大ファン”だというロンドン在住の女性DJ ANUが担当している。 【トラックリスト】 1.TATSU YAMASHITA Overture 2.TATSURO YAMASHITA Fragile 3.TATSU YAMA

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    batta 2020/04/22
  • 「ビル・エヴァンスのメガネ」を復刻販売 | ARBAN

    ジャズ・ピアニストのビル・エヴァンスをはじめ多くのミュージシャンから愛用されていたアイウェアの名品が、日のブランドから復刻される。 1950年代当時、同製品を生産していたのはアメリカン・オプティカル社。現存する最古のアイウェア・メーカーとして知られ、なかでも今回「JAZZ」の名で復刻される当モデルは、その名の通りビル・エヴァンスをはじめとするジャズ・ミュージシャンが愛用。北米を中心に、こうしたセルロイド製フレームの眼鏡が大ブームを巻き起こしていた。 ところがセルロイドは可燃性が高い素材のため、当時、火災の延焼原因として指摘されることも多かった。さらに、安価で耐久性の高い素材が市場を駆逐。セルロイドのメガネは次第に姿を消していった。 今回、福井県鯖江市のメガネ企画メーカー「ブロスジャパン」が、自社ブランド「BJ CLASSIC COLLECTION」の創立15周年を記念して同製品を復刻。黄

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  • 【コム デ ギャルソン/オノ セイゲン】「ランウェイのための音楽」はここから始まった ─ 伝説の作品がリバイバル | ARBAN

    投稿日 : 2019.03.01 【コム デ ギャルソン/オノ セイゲン】「ランウェイのための音楽」はここから始まった ─ 伝説の作品がリバイバル 30年を経て「あの衝撃作」ふたたび ファッションショーでモデルが歩く舞台を「ランウェイ」と呼ぶが、そこで流れる音楽を、ランウェイ・ミュージックという。つまり「ファッションショーの最中に流れている音楽」のことだ。 このランウェイ・ミュージックには、ショーのテーマに合わせてさまざまなタイプの「音」が使用される。誰もが知るポップミュージックが流れることもあるし、ジャズやクラシック音楽が採用されることもある。もちろん、その多くは「既存の楽曲」だ。が、この常識を打ち破ったのが、コム デ ギャルソン(注1)だった。いまから30年ほど前の話である。 注1:ファッションデザイナーの川久保玲によって1969年に設立。 コム デ ギャルソンは、1987年から89年

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  • 【サンダーキャット|インタビュー】初来日ステージは16歳…。ベース超人の知られざる過去と家族の話 | ARBAN

    投稿日 : 2017.06.01 更新日 : 2021.06.23 【サンダーキャット|インタビュー】初来日ステージは16歳…。ベース超人の知られざる過去と家族の話 サンダーキャットの最新作『Drunk』の好評が続いている。作は、盟友ケンドリック・ラマーや憧れのファレル・ウィリアムズ、ウィズ・カリファらを招き、大御所のマイケル・マクドナルドやケニー・ロギンスとのAORなコラボも披露した話題作だ。 そんな彼が、人名義としては初めての来日公演を実現させた。4都市を廻るツアーをこなし、取材も殺到というハードスケジュールのなか、このインタビューおこなわれた。取材現場に登場したサンダーキャットは、「エナジードリンク」と「眠気覚ましドリンク」のカクテルを飲みまくり。さすが『Drunk(最新アルバム)』の作者らしい疲労回復法を見せながら、愛らしい表情で質問に答えてくれた。 当の“初来日ステージ”は

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    batta 2017/06/06
  • オバマ前大統領が録音スタジオ設置を計画 | ARBAN

    第44代アメリカ大統領を務めたバラク・オバマ前大統領が、シカゴに建設中の自身の「大統領センター」にレコーディング・スタジオの設置を計画していることを明かした。3つのキャンバスを有する同センターは、初のデジタル専用の大統領図書館音楽堂、博物館、屋外公園が併設された複合施設となる。 米CNN局のレポートよれば、オバマ氏はこの施設内にレコーディング・スタジオを設け、親交のあるアーティスト達を招待することを考えており「チャンス・ザ・ラッパーやブルース・スプリングスティーンなど、好みに合わせたアーティストを招いて、どのようにレコーディングしたかを語ってもらう。そこには社会的な主張や意味も含まれるからね」と語っている。 また「これはただのビルじゃないし、ただの公園じゃない。願わくば人々の明るい未来を支えるハブになってほしいし、市民参加の場になってほしい。人々やコミュニティにとって変化を創り出すインス

    オバマ前大統領が録音スタジオ設置を計画 | ARBAN
  • 【カマシ・ワシントン/インタビュー】LAのジャズ遺産とヒップホップをつなぐ、話題のサックス奏者を直撃 | ARBAN

    投稿日 : 2015.08.10 更新日 : 2020.11.16 【カマシ・ワシントン/インタビュー】LAのジャズ遺産とヒップホップをつなぐ、話題のサックス奏者を直撃 フライング・ロータス主宰のレーベル〈Brainfeeder〉から、CDにして3枚組(全17曲)というボリュームのフル・アルバム『The Epic』をリリースした、サックス奏者のカマシ・ワシントン。最近ではケンドリック・ラマーの『To Pimp A Butterfly』にもフィーチャーされ、ジャズのみならず、ヒップホップのシーンでも、その名を聞くようになった。 そんな彼が、新アルバムのリリース・コンサートを実施した(5月4日)。場所はロサンゼルスのリージェント・シアター。出演メンバーも、今回の “壮大なアルバム” にふさわしい布陣。カマシ自身のバンドに加えて、サンダーキャットやミゲル・アトウッド・ファーガソン、ダディ・ケヴや

    【カマシ・ワシントン/インタビュー】LAのジャズ遺産とヒップホップをつなぐ、話題のサックス奏者を直撃 | ARBAN
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    batta 2015/10/30
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