NTTドコモが売り出した韓国サムスン電子製のスマートフォン(多機能携帯電話)「ギャラクシーS」が好調だ。発売前から予約が殺到し、一部の販売ランキングではアップルの「アイフォーン(iPhone)」を追い抜いたという。 ギャラクシーSは、米グーグルが開発した基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載。世界的にはアイフォーンをとらえつつある「アンドロイドケータイ」で、国内でもアイフォーン独占の時代に終止符を打つことができるか。 「フラッシュ」見られるのが強み サムスン電子が開発したギャラクシーSは、欧米市場でも人気のモデルだ。操作性はアイフォーンに似ているが、ディスプレーに有機ELを採用して色彩を鮮やかに表現できるのが特徴。アイフォーンでは見られない「フラッシュ」を使った動画などのコンテンツも表示されるため、ウェブサイトの閲覧に適している。軽さや持ちやすさ、薄さもセールスポイントだ。 2010年1