9月中旬に発売された「iPhone 5」は最初の3日間で、全世界で500万台を売り上げた。iPhone 5はLTE対応が特徴の1つ。LTEスマートフォンはSamsungの「GALAXY S III」など種類が増えつつあり、iPhone 5のヒットにより現在少数派にとどまっているLTEユーザーが一気に増えることも予想される。そうなった場合、LTEネットワーク側は急増するユーザーに対応できるのか――。無線ネットワークサービスの性能モニタリングの米Root Metricsが注意を換気している。 LTEは現在、北欧と米国、それに日本などの市場で提供されている。中でも米国は最大手のVerizon Wirelessなど主要な通信キャリアが1~2年前から提供しており、先進市場といえる。Root Metricsによると、iPhone 5発売前の9月中旬の時点で、米国のLTEサービス加入者数は約1270万人