目覚めのスッキリ感は、朝の太陽の光から 本稿では「75歳までに身につけたい睡眠習慣」について、お話ししますが、「習慣作り」の手始めとして、拙著『朝5時半起きの習慣で、人生はうまくいく!』について、簡単に触れておきたいと思います。 この本のテーマは「早起きの習慣をいかに作っていくか」でした。 この本で、私は「体に負担をかけない早起きの習慣は、朝5時半起きが限界である」と結論づけました。 なぜ、私は「朝5時半起きが限界である」と主張したのでしょうか? その理由について、論点をコンパクトにまとめてみたいと思います。 のちほど解説しますが、ヒトの体内時計の周期は25時間で、朝の太陽の光で24時間に修正されています。 朝の太陽の光には「体内時計を1時間早める機能」、つまり「体内時計の調節機能」があるのですが、実はもう1つ大事な役割があります。 それは「メラトニンの分泌を抑える働き」です。 メラトニン
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