Web制作会社H2O spaceを率いる谷口允(たにぐちまこと)氏がkintoneに関わるようになったのは、大きな変革期を迎えつつあるWeb制作業界に対する危機感がある。社内システムとWebサイトの架け橋をkintoneで作り始めた谷口氏に、Web界隈とkintoneという観点で話を聞いた。(インタビュアー TECH.ASCII.jp 大谷イビサ) Webサイト制作を通じて中小企業の悩みにたどり着く 現在、kintoneのエバンジェリストとしてWeb界隈でのkintone活用を拡げている谷口氏。学生時代はゲームのクリエイターを志したが、ゲーム開発会社への就職はうまくいかず、システム開発会社に入社。その後、So-netに入社し、インターネット事業に携わった後、24歳で独立する。 「もともと独立志向があったので、会社員を続けるつもりはなかったですね。親から3年くらいは会社員やっておけと言われ、