千葉県野田市で小学4年の栗原心愛さんの虐待死事件で、母親に下された判決は、検察の求刑を上回るのものでした。 執行猶予をつけた判決がでるだろうと噂されていたものの、まさか検察の求刑以上の刑がでるとは、驚きです。 判決について考えてみたいと思います。 母親の罪は?裁判で母親が罪に問われたのは、父親である勇一郎被告のほう助です。 つまり夫が子どもを傷つける気持ちがあると知っていながらも、 が、罪に問われているのです。心愛ちゃんの死因に、食事をとらせてもらえなかったことが関係していると考えられています。 母親の事情なぜ母親は、父親に従ってしまったのでしょう? 裁判では母親に、恐怖や圧力を回避するため、自分の意見を述べることが難しく、他のひとのの意見に迎合しやすい性格行動傾向があることが認められています。 夫の意向の影響で、母親の実母(心愛ちゃんの祖母)ですら連絡を取ることができませんでした。 糸満