「完成時にはオープンソースに」、Rubyのまつもと氏が楽天と共同研究の「Roma」「Fairy」を解説 楽天は2007年11月24日、同社の技術分野における取り組みを社内外に紹介するイベント「楽天テクノロジーカンファレンス2007」を開催した。同社が技術分野に特化したイベントを開催するのは今回が初めてである。同社の杉原章郎 取締役 常務執行役員は「今回のイベントがうまくいけば、来年以降も開催したい」という。 同イベントでは、Ruby言語の開発者であり、楽天技術研究所でフェローの肩書きを持つまつもとゆきひろ氏が講演に立った。同氏は、楽天と共に取り組んでいる基盤技術の2つの柱である「Roma」(ローマ)と「Fairy」(フェアリー)を語った。いずれも「Rubyのスケーラビリティを検証するもの」と位置づけている。 2つの取り組みのうちRomaは、スケーラブル・ストレージに関する取り組みである。デ
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