断熱性3倍、年5万円節約 冬を暖かく過ごすには窓ガラスに注目すべきだろう。冬は室内の暖気を逃がさず、夏には日差しの熱が入りにくい「エコガラス」を紹介する。今、交換すれば、住宅エコポイントも活用できるので、早速、検討してみてはどうか。(経済部 伊藤剛) □夏は涼しく■ エコガラスとは、図1のように2重などの複層ガラスの内側に、光は通すが、熱は遮断する特殊な金属膜を貼った窓用の板ガラスだ。板硝子協会によると、一般的には普通の1枚ガラスよりも断熱性能は約3倍、遮熱性能は約2倍ある。 このため、冬は室内の暖気を窓から逃さず(断熱)、夏は太陽の熱が窓から入りにくい(遮熱)。冷暖房の使用を抑えても快適に過ごせ、「エコ」な生活が送れるわけだ。 もちろん、エコガラスは1枚ガラスや普通の複層ガラスより値段は高い。複層ガラスよりも1・6~1・7倍程度は高くなるという。ただ、長い目で見れば、家計にも優しいようだ
【動画】東京スカイツリー地下の巨大水槽を初公開公開された東京スカイツリーの蓄熱槽内部=墨田区、遠藤啓生撮影 建設中の東京スカイツリー(東京都墨田区)敷地の地下に設置する巨大な「蓄熱槽」や、雨水を集める「雨水貯水槽」などが16日、報道陣に公開された。世界一の電波塔の足元で、エネルギーを効率的に活用するための装置を備える工事が進む。 東武鉄道と東武エネルギーマネジメントによると、蓄熱槽にためる水は7千トンで、25メートルプール17杯分。夜間電力を使って夏は5度の冷水に、冬は48度の温水にしておき、昼間の施設の冷暖房に活用する。 蓄熱槽を使うことで、8月の平均的な暑さの日の試算では、施設の冷房設備のピーク時電力使用量が5700キロワット時から2900キロワット時にほぼ半減。電力消費がピークを迎える昼間の消費電力を抑えることができるという。 水7千トンは23万人の1日分をまかなう量といい、
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