細野豪志原発事故担当相は28日、経営コンサルタントの大前研一氏らがまとめた東京電力福島第1原子力発電所事故の検証結果や再発防止策に関する報告書を受け取った。原発相は来年4月の発足を目指す「原子力安全庁でも報告書を踏まえた様々な対応
東京電力は24日、福島第1原子力発電所に最大10.2メートルの津波が来て、押し寄せる水の高さ(遡上高)が15.7メートルになる可能性があることを2008年に社内で試算していたことを明らかにした。東日本大震災後、東電は福島第1原発を襲った津波の大きさを「想定外だった」と説明してきた。試算を踏まえて対策していれば原子炉が炉心溶融するという最悪の事態を回避できた可能性があった。東電は試算結果の存在を
中国浙江省温州市で起きた高速鉄道事故について鉄道当局は28日、信号設備の欠陥と担当職員の対応ミスが重なったことが原因とする現時点での調査結果を明らかにした。政府の調査チームは9月中旬に調査結果を公表する方針だが、200人以上の死傷者を出した事故の全容は解明されていない点がなお多く残されている。事故後に初めて現地入りした温家宝首相は原因究明と責任追及を徹底する姿勢を強調したが、遺族からは疑念の声も上がっている。【宮川裕章、温州(中国浙江省)隅俊之】 鉄道当局はこれまで「落雷による設備故障が原因」と説明し、「天災」であることを強調してきた。温州市内で開かれた政府の原因調査チームの初会合で上海鉄路局の安路生局長は、信号設備に設計上の重大な欠陥があったために落雷による故障で赤信号を点灯すべき区間で青信号が点灯されたと報告した。 さらに、信号設備のある温州南駅の当直担当者が設備に習熟しておらず、故障
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