シュワブ陸上移設案、名護市議会が全会一致で反対/朝日 米軍普天間飛行場の移設問題で、沖縄県名護市議会は8日、鳩山政権が検討している米軍キャンプ・シュワブ(名護市など)の陸上部への移設案に反対する意見書と抗議決議を全会一致で可決した。 同日午前に開会した3月定例会で採決した。意見書は鳩山由紀夫首相と岡田克也外相、北沢俊美防衛相、仲井真弘多知事あて。抗議決議は陸上案を提案する国民新党の亀井静香代表あて。 意見書と抗議決議では「陸上案は普天間飛行場の騒音や危険性をそっくり名護市に移しただけであり、言語道断」と指摘。市民の安全や生活環境、近隣にある国立沖縄高専や小中学校の教育環境も破壊するとして、「断じて許されない」と訴えている。 また、就任後初の定例会に臨んだ稲嶺進市長は施政方針で「移設問題という重い課題をこれからも市民が抱え続けていくことは、街づくりに大きく暗い影を落とすことになる。『辺野古の