日立とNECを比べると、若干、NECのほうが成果主義的であり、日立は年功序列色が濃い。同列のポジションを比べると、たとえば同じ新任課長クラスで、NECが900万、日立が1000万と、多少、日立のほうが給料は高めではあるが、50歩100歩の世界だ。(本稿は渡邉が書いた『プレジデント』4/14発売号『ライバル対決!「年収と出世の階段」全図解』元原稿の第2弾です) Digest NEC vs 日立 事業部別のボーナス差「運だけ」? 野村證券 vs ゴールドマンサックス 30歳だと野村の3倍は普通のゴールドマン NEC vs 日立 NECの給与水準は、決して高くない。30代前半の主任では、裁量労働制のため残業は20時間分でほぼ固定化され、月収は30万円代半ば。年収600万円程度と、普通である。 早い人で35歳くらいから管理職の課長となるが、管理職は全員が7段階の「グレード制」のなかに位置づけられ、
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