たったこれだけ! 驚くほど簡単ですよね。 大事なポイントは「舌の位置」です。 上を向くと頭を安定させようと舌先が上顎骨(上あご)を押している状態になります。頭の重心を背骨に乗せてあげると、腹筋が使われて姿勢が良くなるというわけです。 一般的には知られていませんが、舌はただ味を感じる役割だけでなく、頭を支えているとっても大切な体の器官なんだそうです(舌にこのような役割があるということを歯科医の先生にお伺いし、私も驚きました)。 仮に、わざと猫背の姿勢になり、顎を少し上げて舌を上あごにくっつけてみてください。首が上がりづらく、違和感や痛みを感じる人もいるかと思います。 逆に、上体を前へ倒し、前屈してみてくだい。限界まで曲げたら、今後は舌をベーっと出してみましょう。するとどうですか? 限界まで前屈した上体が、さらに曲がることに気付くと思います。要するに、舌は首を固定したり上体を緩ませたりする機能