全長3メートル、超小型車 トヨタが来秋めどに発売へ 2007年10月23日15時58分 トヨタ自動車が08年秋をめどに、全長3メートルを切る超小型車を日本と欧州で発売する方針が23日、明らかになった。軽自動車よりも小さいトヨタ最小サイズだが、大人3人と子供1人が十分乗れる。欧州で強化される新環境規制も視野に、ガソリン車では最高の燃費性能を持つ戦略車と位置づけ、小型車の人気が高い両市場を掘り起こす「起爆剤」にしたい考えだ。 トヨタが08年秋ごろの投入を計画する超小型車のコンセプトカー「iQコンセプト」。 27日からの東京モーターショーで一般公開されるコンセプト車「iQコンセプト」(全長2.98メートル、幅1.68メートル、高さ1.48メートル)をベースに08年10〜12月ごろの市販化を予定している。 タイヤを車両の四隅ぎりぎりに置くなどし、居住性を確保。小回りが利くなど、渋滞が多い都市圏での