シーズン途中で異例の現役引退となった横浜DeNA・大沼幸二投手(32)。右肩痛が表向きの理由だが、実際は故障ではなく球界を去る真相は別にある-との見方が出ている。 DeNAが大沼を任意引退選手として申請したのは25日。右肩の回復の見込みがないため、自ら引退を申し入れたとされている。同時に「応援してくださった全ての皆さまからいただいたご声援は、いつも力になりました。本当に感謝しています」とのコメントも発表された。 8日にランディ・ルイーズ内野手(34)を獲得し、DeNAの70人の支配下選手枠は埋まってしまったが、大沼の引退により再び枠が1つ空くことに。球団にとって渡りに船の申し出だったというわけだが、ある球団関係者は「本当は球団から引退を勧告した。大沼にもノーといえないだけの理由があった」と声を潜める。 大沼は昨年1月、坂元弥太郎投手(30)との交換トレードで、西武からDeNAの前身で