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新約聖書についてはちょっと専門的だし古いのだけど短いのでこれがベストだと思います。 これ⇒「 新訳聖書: 本: ギュンター・ボルンカム,佐竹 明」 弁解的になるけど70年代のほうがキリスト教を批判的に捉えていて良書が多かったように思う。ボルンカムのこれだけどその後大きく否定されたことはないと思うし、新約学の基礎になる。 あとこれは聖書学を学ぶ人には逆に障害になるのだけど、日本の一般教養人にとっては西洋のキリスト教のイメージが先行するはずなので。 これ⇒「 名画でたどるバイブル: 本: ギュスターブ ドレ,Gustave Dor´e」 お金があれば⇒「 旧約聖書物語: 本: Gustave Dor´e,谷口 江里也,ギュスターヴ ドレ」 お金があれば⇒「 新約聖書物語: 本: 谷口 江里也,ギュスターヴ ドレ」 お金があれば⇒「 神曲: 本: ダンテ アリギエリ,谷口 江里也,Dante A
楽しい本を読むときはできるだけゆっくり読む。終わってしまったら残念な気持ちみたいなのがある。 私はいわゆる速読というのはしないが、人から速いねと呆れられたことはなんどかある。たぶん、読み方の処理が違うのだろうと思うし、そのあたり、どうも私の誤字脱字脳と関連しているのかもしれない。というか、速読というのは、私について言えば、読みが粗い、というか、即座に理解スキームを組み立ててフィリングしている感じがする。ネットの情報もそうやって読む。むしろ、はてなユーザーの日記はあまり速読しない。というか、文章のうまげな人なら速読しても大丈夫だがそうでない文章は速読することで何かを読み落とすというか、他者という感覚を忘れる。 気になる本はたいてい二度読む。つづけて二度読むこともある。二度読むと理解が進む。あと解析しつつ読むこともある。 なんど読んだかわからない本もあるが、それでも読めた気はしない。ただ、そう
インスパイア元⇒404 Blog Not Found:多読って何冊ぐらいから言うのか知らん 小林秀雄が言ってたけど、ある著者の全集を端から端まで読め、と。その割に小林は全集を残さない奇妙な意地悪をしてくれたけど。というか、「感想」が読めなければ「本居宣長」が読めるわけねーのに、それだで読んで欲しいみたいな、こーゆー超高等テクニックの意地悪というのも、この歳になってみるとありがたいものだが。 で、まあ、全集を端から読めはけっこういろいろと面白い。比較的コストパフォーマンスがいいのは、中島敦。山月記だけじゃないというか、中島はどっちかというと西洋的な作家でもあった。 中島敦全集〈1〉 中島敦全集〈2〉 中島敦全集〈3〉 で、この中島全集だが、速読な人なら3日か、一週間で読めるわけだけど、書架に残るわけですよ。一生残る。というか、正確にいうと、中島敦を受け入れるかだけが問われていると言える。 つ
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