えっ、え? 大丈夫? 山火事が発生したとき、消火用に水をまくヘリコプターが出動するところはテレビなんかでよく見ますよね。では、山の上からさらに火を噴射するヘリコプターは見たことありますか? すでにボーボー燃えてる山の上を燃料タンクを積んだヘリコプターが飛ぶなんてとても正気の沙汰とは思えませんが、虎穴に入らずんば虎児を得ずというか…。そこには、かなり思い切ったロジックがあるんです。 この一見、逆効果に思える作戦を決行しているのは消防隊員たち。彼らは山火事が進む方向をわざとあらかじめ燃焼させておいて、火の元になるものを枯渇させておきます。そうすることで火がこれ以上広がらないようにしているんです。 通常は、消防隊員たちは手で持てるくらいの道具を使って火事をコントロールするのですが、消防隊員が手の届かない場所や危険なエリアに点火するときに、ヘリコプター火炎放射器(まさに火を噴く燃料タンクをぶら下げ
![山火事に向かってさらに火を噴射するヘリコプターが出現](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/5d6af10b2ee8af33fea44463cd2ff1750577f5c2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.loom-app.com%2Fgizmodo%2Fdist%2Fimages%2F2015%2F08%2F150806flaming_hali01.jpg%3Fw%3D1280%26h%3D630%26f%3Djpg)