右が塚口直史氏、左は編集者の大島(総合法令出版) ファンドマネージャー(FM)は、投資家の資産を預かり管理しながらそれを上手く増やし運用する仕事である。資産運用を委託され、投資のプロとして業務を行うことは決して簡単ではない。国際金融市場にも精通し情報と分析を兼ね備えていなければ一流とはいえない。 『情報を「お金」に換える シミュレーション思考』(総合法令出版)の著者である、塚口直史(以下、塚口)は、ファンドマネージャーとして世界第3位の運用実績を計上したことがある。「ジョージ・ソロス抜いたFM」と称されることもあるそうだ。 2015年、中国経済危機に備えるポジショニングが奏功し、50%以上の投資利回りを実現し世界3位として表彰される(ファンド評価会社バークレイヘッジ社、2015年度グローバルマクロ戦略部門)。また同年、ロシア国内での運用成績でも1位を記録する(ロシアヘッジファンドインダスト
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