東京電力が2月17日午後3時現在として発表した福島第一原子力発電所の状況は以下の通り。 ※2月17日午前8時46分、第二セシウム吸着装置において、徐々に処理流量に低下傾向が見られることから、フィルタの逆洗をするため、当該装置を一時停止。同日午前10時59分に同装置を起動し、午前11時5分、定常流量(毎時約36.4立方メートル)に到達。 ※2月17日午前11時33分、3号機原子炉注水量について、現在の注水量は崩壊熱相当の注水量に対し裕度があることから、2号機の注水量増加により増えた滞留水の移送および処理の軽減を目的として、炉心スプレイ系からの注水量を約毎時6.0立方メートルから毎時約5.0立方メートルに変更。また、注水量の変動が確認された、給水系からの注水量を毎時約2.9立方メートルから毎時約3.0立方メートルに調整。 ※2月2日以降、原子炉圧力容器底部の温度上昇の傾向が大きくなった2号機に