個人事業主として起業すると、毎年確定申告を税務署に行わなければなりませんが、その際必要経費として申告可能なものがあります。今回は、どのようなものは経費にできて、どのようなものはできないのか、起業したい人が知っておくと役立つ知識を解説します。 申告可能かどうかの判断に必要な観点 いままで事業主として確定申告を行ったことがない人が誤解しがちなのは「領収書があれば何でも経費にできるわけではない」という点です。分からない場合は「これは経費にできますか?」と税務署に聞くこともできるのですが、そこで必ず返ってくる言葉が次の2つです。 1.収入を得るために必要な費用なのかどうか 2.「家事関連費」については、実態に即しているかどうか 逆の見方でいうと「必要経費にしていいかどうか」は自分のモラル次第で、非常に明確な白黒つくようなガイドラインはありません。私自身も個人事業主として何年も青色申告を続けています
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