夏だけでなく、冬まで行列ができる人気かき氷店「ほうせき箱」(奈良市)。もともとあった場所から徒歩1分の位置に、6倍の広さとなって3月21日に移転する。 かき氷専門店として、オープンから約3年。当初は、寒い時期用のメニューなども展開予定だったが、今や関西でも当たり前となった「エスプーマかき氷」(食材をムースよりも軽い泡のような状態に仕上げる調理法)をいち早く紹介し、瞬く間に行列ができる人気店へと成長。以降も、レモンを搾ると色が変わる「リトマス試験紙氷」(850円税別)など、新しい氷を次々と提案してきた。 ここのかき氷のために全国から訪れる人も多く、夏は朝9時の時点で整理券の配布が終了する日が続出。あまりの人気ぶりに、周辺のホテルと「ほうせき箱」のかき氷付き宿泊プランも企画したほど。また、クリスマス氷、お正月氷など、季節ごとのイベント氷を提案することにより、冬も連日満席となっている。 「NEW