友達へのお土産を買った後、デパート地下の誘惑から逃れて待ち合わせの19時、友達を待ちながらいくつかのメールを書いた。その後、学生時代のバイト仲間と、久々に顔をあわせて開口一番、かわんないなーと言いあったけれど、やはりそれぞれそれなりに変わった、と思いながら見慣れぬ帽子姿を眺めて歩く。それめずらしーね。そうかな最近よくかぶってて、云々。 混雑した金曜の飲み屋にふられ続けて4軒目、ようやくビールを手にして皆、一様にほっとした顔になる。以前は近況なんて話すこともないほど毎日一緒にいたのに、最近どうしてる? というところから話がはじまり、やがて酒が進むほどに思い出話になってくのは今のいつも通り。そこに出てくる、店で「why can't we be friends」ばかりかけていたという19のときの私とここにいる私はすっかり別人なのだけど、19の私をほめられれば今の私も嬉しいし、21の私の失敗を思い