出版取次最大手の日本出版販売(日販)は書籍の取引で、書店からの返品を制限する「買い切り制」を導入する方向で大手出版社や書店と協議に入る。現在、書店は売れ残った書籍を原則として自由に返品できるが、取り分(売上総利益)が少ないうえ、返品コストは出版社や取次の収益を圧迫している。市場の縮小が続き、電子書籍の普及も始まっていることから、商習慣を改め業界全体の生き残りにつなげる。今春、講談社や小学館など
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『書籍づくりの匠』では、本作りに携わるさまざまなプロフェッショナルの方がたに、ご自身のお仕事を語っていただきます。 今回と次回の2回にわたって、装丁家の重原隆さんにお話を伺います。手がけた書籍は、年間150点以上、累計で1600冊以上という重原隆さん。前編の今回は、お父さまもグラフィックデザイナーとして長く活躍されたという重原さんの原点から、書籍の仕事に進んだきっかけ、そしてロングセラー『プロフェショナルの条件』誕生秘話までを聞きました。 父の背中で見たデザイナーの世界 僕は金沢美術工芸大学出身で、現在デザイナーをしていますが、実は父も同じ大学出身で、グラフィックデザイナーとして70歳まで現役で働いていました。自宅で仕事をしていた時期もあって、幼い頃から父の仕事ぶりはよく見てましたね。 小さい頃から絵を描くのは得意でした。父親に「車の絵を描いて」と言えばうまく描いてくれましたし、それを見て
新連載『書籍づくりの匠』では、本作りに携わるさまざまなプロフェッショナルの方がたに、ご自身のお仕事を語っていただきます。第一回目は、ドラッカーの名著集にも関わられた、デザイナー竹内雄二さんです。 20年越しの「リベンジ」 『ドラッカー名著集』(全15巻)の装丁をやらせていただくことになった時は、さすがに緊張しました。御社(ダイヤモンド社)にとって、ドラッカーという著者がどういう存在かは重々承知していましたから。コンペで選ばれることになっていた本シリーズの装丁が僕の案に決まった瞬間、選ばれた喜びはありましたが、それ以上に緊張感が半端ではなかったです。これは大役だと。 こう語る竹内雄二氏は、今年20年目を迎えるブックデザインの第一人者である。名古屋の美術大学を卒業後、編集プロダクションとデザイン事務所を経て、28歳で独立した。以来、書籍に特化したデザイナーとして活躍。これまで装丁した本は100
画像の図書を見るとわかるけど97年頃から既に業界の崩壊は論じられていたわけで、バブル崩壊期から「出版不況」はずっと変わってないんだよね。出版不況ではなくて単なる産業構造のゆるやかな崩壊でしかないんじゃないか。 http://takekuma.cocolog-nifty.com/blog/2008/09/post-3ad1.html(たけくまメモ) 雑誌がもうヤバイことは、ここ5年くらいでジワジワ分かってきてはいたんですが、出版界の誰一人(俺を含めて)、どうすることもできずに手をこまねいていたわけなんです。手をこまねくには、こまねく理由もあったわけなんですが。でも、もう猶予のない所まで来てしまったのではないでしょうか。それについては、今後のエントリの中で考えて行きたいと思います。 港に停泊しているタイタニック号を業界だとすると、フリーランスの俺は船底にいるネズミみたいなものです。船が港に停泊
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