前回は、Webプログラムでデータを引き回す方法として「hidden」というHTML要素を使う方法をご説明しました。 前回の記事をまだ見ていない方は、こちらからご確認ください。 hiddenが使えない場合とは? サーバーはリクエストをまたいでデータを覚えていてくれませんが、hiddenを使ってデータを保持させておくことで、複数のリクエスト間でデータを引き回すことが出来ます。 しかし、hiddenのデータはブラウザでHTMLソースを覗けば誰でも簡単に見ることが出来てしまい、偽装されやすくセキュリティ的に危険なため、重要なデータは持たせられません。 また、ログイン情報やショッピングカート情報など、ユーザーがたくさんの画面を遷移する間ずっと保持しておきたいようなデータもあります。 こういったデータを全ての画面にhiddenで持たせて引き回すのは大変です。 こういった場合は「セッション変数」というも