インメモリー・データベースの仕組み メモリーにデータを展開するインメモリー・データベースでは、基本的にディスク・アクセスは存在しません。十分なメモリーを確保することで、劇的なパフォーマンスを得ることができます。 また、従来のデータベースとは異なり、単にクエリーのキャッシュ用途や、インデックスの展開用にメモリーを利用しているわけではありません。 従来のディスクI/Oを使うデータベースは、B+ツリー索引でインデックスを付けています。ディスクI/Oを減らして、より多くのデータを取得できるように設計されています。これに対して、インメモリー・データベースは、インデックス構造をTツリー索引と呼ばれる方法に切り替えているものがあります。 Tツリー索引は、B+ツリー索引に比べて、消費するメモリーがより少なくなっています。具体的な例を挙げると、MySQLのオンメモリー・モードがB+ツリー索引を使っており、O