駐輪場荒らしを繰り返したとして、警視庁少年事件課は窃盗の疑いで、解体工の少年(16)ら、いずれも東京都足立区在住の16歳の少年少女4人を逮捕した。今後、別の無職少女(16)についても、同容疑で書類送検する予定。 同課によると、少年らは「足立メンツ」という窃盗グループを名乗っており、「昨年6月ごろから賽銭(さいせん)泥棒や事務所荒らしなどを約60件やり、80万〜100万円稼いだ」と容疑を認めている。 解体工の少年は「14歳のころ、親の知人だったプロの泥棒からテクニックを学んだ。(泥棒を描いた)映画『オーシャンズ11』を思い描きながら、犯行に及んでいた」と話しているという。 逮捕容疑は、昨年12月6日午前5時20分ごろから7時半ごろにかけ、同区西竹の塚の駐輪場管理事務所で、現金約39万5千円などを盗んだなどとしている。 同課によると、5人はドライバーで事務所のドアをこじ開けて入り、事務所内に保