【W杯1次リーグE組 日本3―1デンマーク】日本の3点目を決めたFW岡崎に、所属する清水の長谷川監督やチームメートも喜びを爆発させた。 清水の所属選手としては初めてのW杯得点者。25日には正午からJ2千葉との練習試合が控えていたが、MF兵働主将は「勝手に5時前に目が覚めて、後半は見ました」と明かし、岡崎のゴールには「あれで決勝トーナメント進出が確実になった」と、価値あるダメ押し弾に拍手を送った。 長谷川監督は、試合開始に合わせて起床。ホテルの部屋で1人でテレビ観戦した。05年の入団以来、指導を続けた選手の歴史的得点に「(W杯期間中は)腐らずにやっていた。先発で出られなかったショックもあっただろう」と初戦のカメルーン戦から気になっていたが、「オカ(岡崎)の性格上、立ち止まることはない」と08年北京五輪での惨敗をバネに成長したことを挙げる。「点を取れずにW杯が終わっても心配はしていなかった