ただ共存はできる(笑)。近代社会においては政治権力が共存を強制しているからです。宗教勢力が宗派間闘争をはじめたり異端審問を行ったりすることは、世俗(政治権力)優位のこの社会では、許されないことです。 政教分離原則というのは、この政治権力の作用がすべての宗教に対し平等であるように、特定の宗教宗派の立場に偏らないようにするために設けられたものなのです。 まあこれが原理的なスタンスですが、リアルポリティックスはずっと複雑怪奇であり、「政」と「教」の関係も一筋縄ではいきません。統一教会や創価学会に限らず、多くの宗教が政治と関わってきた。問題はその関わり方だと思います。今日はその論点を追及したいと思います。 島田裕巳氏 さて、まずは安倍元首相暗殺事件について一言。 「宗教の皮をかぶった集金マシーン」 小川 山上徹也容疑者の「特定の宗教団体に恨みを持っていた」との供述の第一報に触れ、おそらく統一教会だ
![「これで創価学会にケンカを売れると思うか?」自民党が宗教団体に逆らえない理由《権力と宗教 大座談会》 | 文春オンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/69748922be6898e56fe8301777e567c3a31f83bf/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbunshun.jp%2Fmwimgs%2F4%2Fc%2F1200wm%2Fimg_4cce2407a6d9f2a4cd0e29920a2eed21601619.jpg)