「日本には『この世界の片隅に』のすずさんがたくさんいて、独ソ戦にはまた違う従軍する女性たちがいたことを知った。普通の人たちの日常が戦争によってこんなにも変わってしまうなんて」 「女性看護師が銃弾が飛び交う中、自分の倍ぐらいある男性を担いで避難する……。過酷すぎて言葉が出ない。でも、それが戦争なんだと気づかされた」 「過酷なのは、戦地にいたときだけじゃないんだと思いました。戦後30年近く経っても、証言する女性たちの傷は癒えてはいないことがつらかった」 これらは、SNSなどに書かれた漫画『戦争は女の顔をしていない』(現在連載中。単行本は3巻まで発売中)に対するコメントだ。 2019年4月27日にKADOKAWAのウェブコミック配信サイト「ComicWalker」で配信がスタートしたこの作品。連載開始当初からジワジワと人気を集めていたが、2022年2月24日のロシアのウクライナ侵攻後、SNSなど
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