SNSで炎上した結果第2話で休載することになった、東村アキコさんの漫画『ヒモザイル』。賛否両論飛び交ったこの作品は、本当に「上から目線」で「人を馬鹿にしている」ものだったのだろうか? 作品が本当に描こうとしていたテーマとは……。 最近、講談社の漫画誌『月刊モーニング・ツー』で開始したばかりの新連載『ヒモザイル』という漫画作品が、SNSでの炎上をきっかけとして休載に追い込まれた事案をご存知だろうか。 写真を拡大 8月22日発売の月刊「モーニング・ツー」(講談社)で、鳴り物入りで始まった東村アキコさんの『ヒモザイル』。モーニング・ツー編集部では「すべてのダメ男にサバイバル術を指南する実録・ヒモ男養成ルポ漫画」とうたっていた。 そう、ヒモザイルの「ヒモ」とは、女性の収入を当てにして取り入り、自分は働くということをせずに女性の稼ぎで自堕落に暮らす男性を称する「ヒモ」のこと。作者の東村アキコさんが、