【緊急寄稿 無料!】 自民・石破茂幹事長の「デモ」=「テロ」発言の危うさ――民主主義は国会の外にもある 五野井郁夫 高千穂大学経営学部教授(政治学・国際関係論) 「集会、結社及び言論、出版その他一切の表現の自由は、これを保障する」(日本国憲法 第二十一条) 特定秘密保護法案に不安を感じ、強行採決に反対している国民の声を自民党の石破茂幹事長が本人のブログで「単なる絶叫戦術はテロ行為とその本質においてあまり変わらないように思われます」と評した。それから3日と経たないうちに、石破幹事長は同発言の「テロ」部分を撤回する考えを示した。 石破二郎という立派な政治家を父に持ち、当選回数9回も数え、大臣も歴任した石破茂幹事長ほどの政治家が、なぜ憲法21条で保障された人びとの声による訴えを「ただひたすら己の主張を絶叫し、多くの人々の静穏を妨げるような行為」であり「テロ行為と変わらない」と断じたのだろうか。た
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