楽天は2009年10月24日、独自開発の大規模分散処理ソフトウェア「ROMA(Rakuten On-Memory Architecture)」をオープンソースソフトとして公開した。ソースコードはGitHub上のGitリポジトリからダウンロードできる。ライセンスはGPL3を採用した。 ROMAは、複数のサーバ(ノード)を仮想的に1つのデータストアとして扱う「分散キー・バリュー型データストア」(分散KVS)を呼ばれるソフト。ノード間をP2Pで自律的に稼働させるのが特徴で、稼働中のノード追加や、障害が発生したノードの切り離しが可能。高速処理と高い耐障害性を併せ持つという。 Ruby開発者で楽天技術研究所フェローのまつもとゆきひろ氏との共同研究の成果の一つ。Rubyの拡張ライブラリとして実装した。同社は、高速動作が求められる「楽天トラベル」の閲覧履歴機能で、ROMAを運用している。 ROMAダウン
「前略プロフィール」など「プロフ」と呼ばれる自己紹介サイトが、女子中高生を中心に人気だ。だがプロフをきっかけにしたいじめが報じられているほか、“出会い系”のように使われる恐れもあるなど、危険性もクローズアップされている。 プロフを安全に使うには――東京都葛飾区立中之台小学校で2月19日、前略プロフィールを運営する楽天の社員が小学6年生を対象に授業した。児童が実際に前略プロフでマイページを開設。メリットや危険性などを話し合った。楽天社員が講師として小学生に授業するのは初めての試みだ。 授業を受けたクラスは、児童22人のうち16人が自分の携帯電話を持っている。「小学生に携帯は必要?」と担任の桝田佳江教諭が問いかけると、20人が手を挙げた。児童の間ではメールのやりとりが盛んで、「モバゲータウン」でゲームをしたり、ケータイ小説を読んでいる児童もいるという。学校へ携帯の持ち込みは禁止している。 クラ
IT業界は狭くて関係しそうな人に付き合いのある方もちらほらいるので、ここに書いておく。 「なにアツくなってんねん」と思わんといてください。 前からなんだかキモチ悪いな、と思っているサービスがある。 ある会社が展開している行動ターゲティング広告だ。 ページを見ている人の行動履歴からその人に適した広告を表示するというサービスなのだが、行動履歴の取得方法が不気味。 おそらくほぼ全ての人が 【自分の行動履歴が取得されている】 とは知らずに広告が表示されているのである。 ブラウザの「バグ」を突いたようなやり方を使っており、ユーザの知らないところで「過去の訪問履歴」を取得しているのだ。 行動ターゲティング広告はどこまで許されるのか カンタンに言ってしまうと、ユーザの目に見えない所に大量のリンクを張ったコードを埋め込み、過去に訪問したかどうかを取得している。 つまりユーザの全ての履歴を取得できるのではな
パソナテックは2008年12月6日、「インフラエンジニア討論会2008 ~インフラエンジニア進化論~」を開催した。楽天の和田修一氏、スカイホビットの越川康則氏、ミクシィの長野雅広氏、モトローラの石原篤氏、paperboy&co.の宮下剛輔氏、計5人の「インフラエンジニア(サーバやネットワークなどの設計・管理・運用を担当する技術者全般を指す)」が登壇し、自らの業務や興味関心、インフラエンジニアとして働くことのやりがいなどを語った。 個人のスキルに「依存した」運用の可能性 前半は各自のトークセッションとして、自らの業務、キャリア、興味関心などを5人がそれぞれ講演した。 和田氏は現在「開発部 国際開発室」に所属しており、アプリケーション開発も若干行っているものの、メインは台湾版「楽天市場」の設計・構築・運用の業務を行っている。大学時代は経済学部で、技術を学んだのは就職後。「大学時代はバンドに明け
■ 楽天ad4Uの隠しリンクを露出させるユーザスタイルシート 脆弱性を突いてブラウザの閲覧履歴を調べるという禁じ手に手を出した、掟破りの(自称「次世代」)行動ターゲティング広告「楽天ad4U」について、amachangの「IEのinnerHTMLやappendChildで要素が挿入された瞬間を取得する方法」を参考に、その隠しリンクを露出させるユーザスタイルシートを作ってみた。(Internet Explorer用。) #ad4u_list { display: expression(function() { if (!this.__mark) { this.__mark = true; // alert(this.innerHTML); var o = '<div style="overflow:scroll; border:dashed 4px red;">'; o = o + this
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