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bookとsocietyに関するconsigliereのブックマーク (17)

  • 色覚サイエンスの最先端を知ると、「日本」まで見えてくる――『「色のふしぎ」と不思議な社会』  - HONZ

    「この赤はリンゴの赤だね」と言うとき、どんな赤色を見ているかは、実は人それぞれだ。そもそもヒトがどんな色を視ているかを科学的に考えたことがあまりない。ところがその色覚について、「正常」と「異常」に線引きする時代もあった――それなら色覚とはいったいどういうものなんだ? 猛然と、最先端のサイエンスの知見に挑む著者による、新たな色覚原論の決定版! 著者の川端裕人さんと言えば、最近では『理論疫学者・西浦博の挑戦 新型コロナからいのちを守れ!』や『科学の最前線を切りひらく!』など、サイエンスの現場の話を平易に伝えてくれるノンフィクション作家だ。と同時に小説も数多く手がけているほどで、読みやすい文章でこちらの守備範囲を広げてくれる。 1964年生まれ、学校健診の色覚検査で「色覚異常」とされた、当事者である川端さんが5年以上地道に調べて書き上げたのが、色覚をめぐる社会情勢と歴史、そして、2021年の科学

    色覚サイエンスの最先端を知ると、「日本」まで見えてくる――『「色のふしぎ」と不思議な社会』  - HONZ
  • 絵本という種を播き続けた絵本プロジェクトの10年 (現代企画室 江口 奈緒) | 版元ドットコム

    2011年3月11日の東日大震災から10年という節目を迎える年になりました。 現代企画室は東京の出版社ですが、末盛千枝子さんを通して被災地とかかわる仕事をさせていただきました。 出版社すえもりブックスを主宰し、すばらしい絵を数々手がけてきた末盛千枝子さんの著書『人生に大切なことはすべて絵から教わった』を出版したのが2010年。そのご縁は末盛さんが岩手に移住されてからも続き、末盛さんがかつて編集した絵などを復刊する「末盛千枝子ブックス」の立ち上げ準備を進めていた頃、2011年の東日大震災が起こりました。故郷である岩手に移られてまもなく、あの大震災を体験した末盛さんは「被災地の子どもたちに絵を届けられないか」と呼びかける手紙を知人、友人に送りました。 末盛さんの声を受け止めた盛岡市中央公民館が、絵を受け入れる場所を提供し、「3.11絵プロジェクトいわて」が立ち上がります。末盛さ

  • 「歴史偽書」研究本、相次ぐ 執筆の狙い・背景に迫る - 日本経済新聞

    特定の目的で偽作された歴史的文書「偽書」をめぐるが相次いでいる。自治体史に引用された史料を偽書と指摘したり、様々な時代の偽書を紹介したり。その生まれる背景に迫っている。近畿地方の貴重な史料として自治体史などにも活用されてきた中世の絵図や系図、手紙。しかし、それらは江戸後期の国学者、椿井(つばい)政隆による偽書だった――。大阪大谷大学准教授の馬部(ばべ)隆弘氏は今年3月、そんな衝撃的な著書「椿

    「歴史偽書」研究本、相次ぐ 執筆の狙い・背景に迫る - 日本経済新聞
  • 『子どもの道くさ』 がバズった日|三毛猫と博士

    #子どもの道くさ #東信堂 #水月昭道 #高学歴ワーキングプアからの脱出 僕が20年前から取り組んできた「子どもの道草」研究をもとにして、2006年に上梓した著書「子どもの道くさ」(東信堂)を、ひとりの読者がとりあげて「面白い」とTweetしたところ、12.6万のファボ♡がつき、「読みたい」という多数の声があがり、絶版状態であったが動き出すという夢みたいな出来事が起こったのが2020年07月17日のことでした。稿はそれに関連するお話を記します。 記念すべき最初のTweetその最初の記念すべきTweetは2020/07/16になされました。 岡田悠さんという、書(「子どもの道くさ」)の読者が、その面白さを発見してくださり独自の視点と表現により上記にあるようなTweetをしてくださいました。 その瞬間からじわじわと広がりつつあったリツイートの動きは翌朝にかけて加速していき、17日の日中か

    『子どもの道くさ』 がバズった日|三毛猫と博士
  • 『アルコールと酔っぱらいの地理学:秩序ある/なき空間を読み解く』目次 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek

    マーク・ジェイン,ジル・バレンタイン,サラ・L・ホロウェイ[杉山和明・二村太郎・荒又美陽・成瀬厚訳] (2019年7月30日刊行,明石書店,東京, xvi+284 pp., 体価格2,700円, ISBN:9784750348667 → 版元ページ) グッドタイミングで着便.夏番になり,来月はがんがん呑む機会が増えてくるだろうから,こういう役に立つ新刊をちゃんと読んで,うっかり油断して「binge drinker」にならないように気をつけましょうね>心当たりのあるみなみなさま. 【目次】 日語版へのはしがき iii 謝辞 ix序章 酒・飲酒・酩酊の地理 1 アルコール研究と地理学的アプローチ 3 地理学と酒・飲酒・酩酊 10 秩序ある/なき空間を読み解く 17第1章 都市 23 「飲酒の害悪」と近代都市 24 ビンジ・シティ? 酒・飲酒・酩酊と現代の都市生活 34 おわりに 53第2

    『アルコールと酔っぱらいの地理学:秩序ある/なき空間を読み解く』目次 - leeswijzer: een nieuwe leeszaal van dagboek
  • 大河ドラマのいだてんで思い出した真偽不明の話 - 山下泰平の趣味の方法

    いだてんっていうドラマが放送されているのを知って、かなり昔に聞いたか観たか読んだかした真偽不明の話を思い出した。 明治時代、あるオッさんが人力車の車夫を集め、メダル狙いでオリンピックに出場させようとするんだけど、アマチュアリズム(プロは参加できない)が理由で参加できなかったというものだ。スポーツは貴族のものだったから、車夫なんてもっての外っていう感じである。テレビで観たのか、で読んだのか、フィクションだったのか、私の妄想なのか全く記憶にない。 この話が明治のフィクションだとは、考えられない。明治の中頃に車夫が物語で活躍することはわりとあったが、その際に好んで使われたモチーフはを読む車夫というものだ。今は車夫をしているが、学校を卒業して偉くなるぞといった雰囲気で、要するに苦学生を描いているわけである。車夫の身体能力を中心に据えた物語というのはかなり少ないというか、ほぼないような気がする。

    大河ドラマのいだてんで思い出した真偽不明の話 - 山下泰平の趣味の方法
  • 「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」 「山口連続殺人放火事件」の裏側取材したルポ「つけびの村」書籍化決定

    2013年7月に山口県周南市で発生した「山口連続殺人放火事件」の裏側に迫るルポ『つけびの村』が晶文社より書籍化されることが発表されました。著者は傍聴人でフリーライターの高橋ユキ(@tk84yuki)さん。 2013年7月21日に発生した「山口連続殺人放火事件」は、8世帯12人が暮らし、住人の半数以上が高齢者という限界集落において、5人が殺害、2軒が放火されたという凄惨な事件です。現場には、犯人が書いたとされる「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者 かつを」という川柳の張り紙がなされていたことや、事件の特殊性から「平成の八墓村」とも呼ばれています。 note「ルポ『つけびの村』 ~山口連続放火殺人事件の因縁を追う~」 そんな事件について、傍聴人でフリーライターの高橋ユキさんが2017年に取材したものが書の元となった「ルポ『つけびの村』 ~山口連続放火殺人事件の因縁を追う~」。2017年に現地取材を

    「つけびして 煙り喜ぶ 田舎者」 「山口連続殺人放火事件」の裏側取材したルポ「つけびの村」書籍化決定
  • 酒と人類の闘いの歴史――なぜ人は「ほどほど」でやめられないのか(文春オンライン) - Yahoo!ニュース

    人類、酔っぱらい過ぎである。 なにしろ有史以前から、いや、人間が木から下りて二足歩行を始めた時から、人類は酔っぱらっていた。最初は、熟して発酵した果物。次に、大麦と水を混ぜた原始ビール。そこから人類は糖分やビタミンBを摂取し、アルコールで殺菌された飲料を得ていた。つまり酒は栄養と安全を満たすための必需品であり、我々は酒を飲むために進化したのである。 そんな大胆な仮説から始まる書は、時代や場所によって変化する酔っぱらいの姿をひたすら追っている。女主人の経営する酒場でスパイスや子ブタと引き換えにビールを飲むシュメール人、神を讃えて暴飲と嘔吐と性交を繰り返す古代エジプト人、ギリシャ人は形式張った酒宴を開き、古代ローマ人は富と力を誇示しながらワインの薀蓄を傾ける。他方、古代中国では、聖書では、修道院では、イスラム社会では、ヴァイキングでは、ウェスタン・サルーンでは……と、読者はまるで古い世界の酒

    酒と人類の闘いの歴史――なぜ人は「ほどほど」でやめられないのか(文春オンライン) - Yahoo!ニュース
  • 読みもの

    2024.5.1 祈りとしての学術研究とNPO実践 最近、死について考えることが多い。 昨年の夏に母を亡くし、秋には従兄弟が知らないうちに亡くなっていた。 そして、今年の正月明け、義母は緊急搬送され入院後1週間で亡くなった。 正月にはの実家で和やかに […] 2024.4.1 第120回 門田岳久『宮常一 〈抵抗〉の民俗学』 門田岳久『宮常一 〈抵抗〉の民俗学: 地方からの叛逆』(2023年、慶応義塾大学出版会) 今月から、NORAの立ち上げメンバーの1人で、佐渡に移住して20年以上になる十文字さんが、新しいコラムを書き […] 2024.4.30 第188回 やっぱ、うなっちゃった 「これは?なんですか?」 「これね。これは、白菜の花なんですよ。」 「えー、こんな黄色い花が咲くんですね。」 「畑で白菜の花が咲いたら、それは、栽培の失敗なんだけど、、、 実は、この菜花、咲く前のこの

  • 丸亀店

    『魔入りました!入間くん』38巻 /『魔界の主役は我々だ!』18巻 /『魔入りました!入間くん if Episode of 魔フィア』2巻 購入特典 紀伊國屋書店限定ペーパー

  • 蓮田善明論 戦時下の国文学者と〈知〉の行方 / 奥山文幸(翰林書房)新たな思考の場をひらく 様々な視角を提示してテクストヘ導く|書評専門紙「週刊読書人ウェブ」

    なぜ、を読むのか? Why do we need to read books なぜ、を読むのか?書『読書人カレッジ2022』の執筆者の一人である明石健五は、それを「考えるため」であると言います。 ある未知のものに出会ったとき、そこに驚きと感動が生まれる。そうして、初めて自分なりに思考することができ、それを人に伝えることができるようにもなる。 そういう過程を生きられる人のことを、「知性ある人」というのではないか。では、「知性」を自らのものにするためにはどうすればいいのか。繰り返しになりますが、「読み」「考え」「書く」ことを通してしか感得できないのではないか。 新しい出来事や局面に出会い、答えのない問題を考えることで鍛えられていくものが、確かにある。そういう問題は、すぐれたの中にいくつも見つけることができます。 繰り返し考えることによって、自分の思考を鍛えていく。それによって、今の世の

  • お知らせ : 京都新聞

    File Not Found. 該当ページが見つかりません。URLをご確認下さい。 お知らせ 事件・事故のジャンルを除き、過去6年分の主な記事は、インターネットの会員制データベース・サービスの「京都新聞データベース plus 日経テレコン」(http://telecom.nikkei.co.jp/public/guide/kyoto/)もしくは「日経テレコン」(社・東京 http://telecom.nikkei.co.jp/)、「ジー・サーチ」(社・東京、 http://www.gsh.co.jp)のいずれでも見ることができます。また、登録したジャンルの記事を毎日、ネット経由で会員に届ける会員制データベース・サービス「スカラコミュニケーションズ」(社・東京、http://scala-com.jp/brain/) も利用できます。閲読はともに有料です。 購読申し込みは下記のページから

  • 【書評】過酷な環境と祈りの民『極限高地』 - Under the roof

    極限高地 チベット・アンデス・エチオピアに生きる 作者: 野町和嘉,ナショナルジオグラフィック出版社/メーカー: 日経ナショナルジオグラフィック社発売日: 2015/07/01メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る サッカーワールドカップ南米予選。南米と言えば、ブラジル・アルゼンチンという2強、ブラジルワールドカップで日が負けたコロンビア、南アフリカワールドカップで3位に輝いたウルグアイなど、強豪国ばかりだ。そんなサッカー強豪国が、南米予選のアウェーでは「引き分けで御の字」とする代表チームがある。ボリビア代表だ。 ボリビア代表チームは、有名選手等もおらず単純なチームの強さはブラジルなどに比べ相当劣る。ここしばらくはワールドカップの出場もない。だが、ボリビアの首都ラパスで行われるホームゲームは、その特異な環境により圧倒的にボリビア代表が有利になる。 ラパスは標高3600メ

    【書評】過酷な環境と祈りの民『極限高地』 - Under the roof
  • フィールドワークの醍醐味味わって! 民博の人類学者20人が追いかけた「世界」 異色の選書シリーズ今春完結

    来年開館40周年を迎える国立民族学博物館(民博、大阪府吹田市)の人類学者20人が、世界各地で行ってきた調査の試行錯誤や舞台裏を描いた「フィールドワーク選書」(全20巻、臨川書店)が今春、完結する。取り上げた地域や人々は、カラハリ砂漠(ボツワナ)の先住民や、シベリアの過酷な自然に生きる人々、インドの伝統工芸の現場…など実に多彩だ。専門家は「人類学者が世界の果てにまで行って何をしているのかがわかる日では例がないシリーズ」と評価する。 編者で考古学者の印(いん)東(とう)道子教授は、シリーズ第4巻『南太平洋のサンゴ島を掘る』の著者でもある。同書では、ミクロネシアのサンゴ礁の島・ファイス島で行った初の考古学調査を取り上げた。「何が出るかわからない発掘調査はスリリングで謎解きの面白さがある」と話す。 1991年から3回にわたった調査では、それまでの学説より800年もさかのぼる1800年前から人が島

    フィールドワークの醍醐味味わって! 民博の人類学者20人が追いかけた「世界」 異色の選書シリーズ今春完結
  • 大人になった私が、白ポスト(=有害図書回収箱)について調べてみた | ドアラジオ

    大人になった私が、白ポスト(=有害図書回収箱)について調べてみた 2015-07-01 普段は気に留めない街の疑問を、執拗に追及するハイエナズクラブ。今回は、誰もが見たことがあるが誰もが詳しくは知らない「白ポスト」を調べ尽くして、その「中」まで覗いてきました。 いつもの街、いつもの道、いつもどおりの日々を過ごしていると、世界は退屈な物に思えるかもしれません。ですが、普段は通り過ぎてしまっている風景を一つ切り取り追いかけてみると、その世界は意外と面白かったりするのです。 例えばコチラ、 皆さんはご存知でしょうか? 日郵政が管轄している「赤ポスト」とたびたび比較されるこれは、「白ポスト」と呼ばれているものです。その目的は、青少年有害図書回収、つまりエロやエロビデオなどをポストインするものなのです。 当時女学生だった私は、通学路に置いてあったこれを一度認識してから、気になってしょうがなくなり

    大人になった私が、白ポスト(=有害図書回収箱)について調べてみた | ドアラジオ
  • 『想像の共同体』についてのいくつかの誤解 – The Long Wait

    ベネディクト・アンダーソンの著した『想像の共同体』というがある。80年代に勃興したナショナリズム論の白眉であり、ナショナリズムを研究するものにとってはひとつの到達点であると同時に開始点でもある。しかし書は、あらゆる古典と同じように、あまりにも有名になってしまった余り、陰翳に富んでいたはずの議論が単純化され、誤解され、しばしば誤って理解されたまま批判の対象となってしまうことがある。マーク・トゥウェインの言うように、「古典とは、誰もがすでに読んだ事があると思いたがっているが、誰も読もうとしないものである」というわけだ。 しばしばアンダーソンに対して行われる通俗的な批判は、「あらゆる共同体は想像の産物ではないか」と指摘することで、その分析的意味を減じようとするものだ。このような批判が的を射ていないことは、書の序章を読むだけでも朖かである。この批判はアンダーソンがアーネスト・ゲルナーに向けて

    『想像の共同体』についてのいくつかの誤解 – The Long Wait
  • TUFS-ビブリオ

    学生のための基文献ガイド「TUFS-ビブリオ」 東京外国語大学附属図書館では、学生の皆さんが読書に親しみやすい環境をつくる試みのひとつとして、 学の先生方の協力を得て、各分野の《基文献》を紹介する「TUFS-ビブリオ」を2010年10月に立ち上げました。 2013~2014年度は国際社会学部の先生方を中心に地域研究の基文献リストをご提供いただきました。 これまでの各地域言語の辞書案内や文庫・新書による「文化、言語、文学」分野の文献紹介と同様、ご活用ください。 なお、ここに紹介している図書で図書館所蔵のものは、OPACの検索結果にリンクしていますので、図書の配置先等の詳細情報はリンク先画面にてご確認ください。 この後も、さまざまな切り口からの文献紹介を掲載する予定です。皆さんがさまざまに書物にアプローチする際の、ご参考にしていただければ幸いです。 注:所蔵調査 (OPACへのリン

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